希望の園路が続きますように

　お陰様で、すべて納まりました。

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工事前には、石がてんこ盛りの現場でしたが。
昨日の夕暮れ、園路も完了して。
お陰様で、中締めとなりました。　



用と景と、昔も今も、敷石の基本は変らず。
素材の形は限られておりますが、そこをなんとか。
なんとかしてこそ、施工者もお施主さんも楽しめるもの。



来し方を振り返れば、もう一つの道も。
鶴さんの背中をたどるように、西のほうへ飛び石を配しつつ。



その道の行き着く彼方には、かすかに亀の甲の島が霞みますが。
その傍らには、天命を松の風も。



話がそれましたが、道に戻れば、中ほどに灯篭を据えましたので。
その界隈にて、ちょっとだけ遊ばせて頂きながら。



さらに園路は続くよ、どこまでも。



振り返れば、こんな感じで。
野を越え山越え、灯篭さんも越えながら。



歩けば元気は戻ると信じて。
実はこの園路は、リハビリにも活用できるようにとのご要望でした。
皆様の毎日のリハビリの、ひとつのアクセントになれば幸いでございますが。



最後に残った小石もほぼ全部、猛スピードで直線土留めに据えましたが。
その隣は花壇用地ですので、石に沿わせて、ほふく性のローズマリーなど。
香り高い常緑があれば綺麗ですし、心身にも有用と感じます。



これまで以上に、これからも。
そこにある限りある石と、限りある樹木の皆様とともに。
限りない人間さんの未来に向けて、黙々と働かせて頂きます。
【関連記事→その①、その②】

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