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ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

朝露も木の葉も草も秋色です

2011-10-16 06:15:18 | 里山に捧ぐ
 秋もまた、めまぐるしい季節。
夏も春も、つねに自然さんは、揺らぎ巡り、動き続けております。
身近な足元に目を向けた一週間でした。

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 いろいろあったこの年も、茶の木、茶の花、完全燃焼。
生ききって落花、仰向け大の字、大往生。
受け止める優しい柿の葉さんもあり。

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 生命ある限り、再生を期すこの雄姿。
まだまだ行けるぞつぼみさん、お庭に自生のカクトラノオ。

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 寄れば大樹の陰ならず、風に傾く樹幹をささえて、健気に踏ん張るヤブランの穂。
どこかのお国の大樹はいかに。
それはさておき約束ヤブランの人は、元気に根っこ張り続けます。

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 一番の冷えが襲った朝、全身の夜露。
耐えてのち、また飛翔せんとす。
今日という日はただ一日、やりのこすべからず。

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 ゆく川の流れは絶えずして、しかも元のクモノスにあらず。

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 うるおいの水辺には、サクラタデ満開。
こちらは笠間・恋人の聖地の契りとは、果たして堅いか甘いか酸っぱいか。
このタデ食う虫、粋な虫。

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 キンモクセイに、二日連続登場の金の鈴ことヘ○ソカズラさん。
近頃の子供さんは、キンモクセイとトイレ芳香を混同の傾向とか。
それゆえに、こちらの黄金の花と実も、コエビトの聖地にふさわしくなるウン命なのか。
もっとも、安全に土に還るのであれば、それもまた良し。

 還る話をしたらば、カエルさん。
カエル界の良心、人格者、大覚者、大ガマさんのご登場です。
余りに大きいので、画像のほうを小さくしてお届けします。


 動かざること山のごとし。
前後左右、真上からの接写にも、微動だにせず。


 筑波石と伊勢のゴロタ石を置いたらば、ようやく反応、小山が動いた。
故郷の筑波石が、やはりお気に入り。
元カノの残り香ありや。


 縁むすびの山の使者ならではの感性が、ガマさんの信用を支えております。
振り向いて、何かを見つめております。


 視線の先に二人のざくろさん、背中合わせですが、ムード満点夢見心地。
苔のむすまでお幸せに。

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コンクリートも苔むす風土。
農道支える土留めの上。
詫び寂びの秋雨の中にも、生命溢れる茨城笠間の里であります。

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柿の葉も里の雫となりにけり。
あわれを覚える頭上の梢には、既に来春の胎動あり。
ありがたや、ありがたや。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (kuroken)
2011-10-16 10:20:24
こんにちは、

いつも見させてもらってます、小さな里山の世界大好きです。
返信する
ありがとうございます (青葉)
2011-10-17 06:18:17
なかなかひたちなかさん

ありがとうございます。
なかなかひたちなかさんの美しい写真、私も拝見してます。

特に鉄道にはいつも感動します。
のどかな風景の中、気動車のひたむきなディーゼルエンジンの響きが伝わるようです。

茨城の宝が後世に続くよう、願っております。
返信する

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