国家公務員Ⅱ種-3

2008年09月20日 | 公務員試験
国家Ⅱ種には人事院面接とは別に官庁訪問があります。

今年の例で言えば、1次合格発表翌日に官庁合同説明会があり、その翌日に官庁訪問が開始されます。

官庁訪問にて、省庁から内々定を貰わないと、2次の人事院面接に受かっても採用となりません。

裏を返せば、内々定を貰っても人事院面接に落ちれば終わりです。





官庁訪問ですが、出先機関も含めれば省庁はたくさんあります。

そして同じ時期に地上や国税の面接も重なりますので、早い時期から絞っておくことが必要です。





私からお勧めする省庁はありませんw





ちなみに私は本省2つ、出先1つ受けましたが無い内定でした。




まず、一つ目の本省にて官庁訪問の大変さを思い知らされました。

9時に集合して、私が霞ヶ関を出たのが23時でした。

その間やったことは15分程度の集団面接だけ…。



ただひたすら待たされました。



そして面接は集団面接3回、集団討論1回、個別面接3回という過程をとるので

その省庁を志望すると丸々3日間潰れるということです。



いろいろな省庁を回ろうと考えている人にはとても耐え切れるものではありません。

他の試験や省庁を全て捨ててそこに賭ける意気込みがなければ無理です。

内容も非常に非効率的なものを感じましたし、何をされても文句は言えない受験生に対しての足元を見た態度に腹を立てたのは私だけではなかったと思います。

結局私はその省は2次で辞退しました。






その翌日他の省を受けました。

そこは初め若手職員1対受験生3の集団面接。

2次で若手2対受験生1、3・4次で職員3対受験生1の個別面接、最後に集団討論をするシステムでした。

ここはそれほど長い待ち時間もなく普通であったと思います。

しかしその後の電話連絡は夜の24時過ぎ



民間では考えられませんw

「私たちはこんな時間まで仕事をしている」というアピールなのか分かりませんが(実際もっと遅くまで仕事していると思います)、常識外の時間です。





そしてもう一つ出先を受けました。

これはまあ普通で1次は1対2の面接、2次で1対1の個別面接。3次で3対1の個別面接でした。

しかし面接カードを書く欄に「説明会何回いったか?」という欄があり、ほとんど行ってないことはマイナスにしかならなかったと思います。









…そういえば忘れてました、面接カード

書かせるのは官庁ぐらいだと思います。

書くことはほとんど面接の必須事項だけです。

志望動機・自己PR・気になったニュース・頑張ったこと・趣味など。

別に何か見ながら書いても構わないので、試験会場で書くこと自体が時間の無駄としか私には思えませんでしたが。





そして、国家Ⅱ種もよく蹴られるところであるので、併願先には細かく聞かれます。

本命の省庁は早く回る方がよいでしょう。