下痢系の過敏性腸症候群、男性の1割近く
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国内の20-79歳の男性のうち、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている人が1割近くいることが、島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調べで分かった。木下教授が10月6日、アステラス製薬主催のプレスセミナーで発表したもので、木下教授は、IBSの病気としての認知度の低さや、患者が医師に相談できていない現状を指摘。自己治療で症状が改善しない潜在患者も多いとし、「IBSは適切な診断や治療が必要な疾患だ」と強調した。(医療介護CBニュース)
自分は筋金入りの胃弱で、ガキのころからずっと下痢してた。
あと、非常に心が弱く、「そんなもの食べたら腹壊す」と言われたらしっかり腹壊した。
隣の人が「腹痛い」と言ってたらそれがうつるまである。
まあそれでも子供のころはなんとかやってたが、高校3年のときに受験勉強のストレスもプラスされたのか日常生活に支障が出るくらい酷くなる。
もう、
高3の昼休みはトイレにいた記憶しかない。
大学に受かったら絶対ちゃんと病院に行こうと決めていた。
なんとか無事大学に受かった自分は心療内科に通い始めた。
やっぱり精神的なところが大きい病気なので、内科では治療できないということからだ。
ただ、
精神的なものと言っても痛いもんは痛い。
しかもこの痛みってやつは自分が痛みに過敏になってることからより痛く感じる痛みらしい。
つまり悪化すればするほど痛みに敏感になり、より痛みを感じるようになるわけだ。
当然に胃によくないし、トイレの数も増える(しかも出る)ことからケツにもよくない。
そんなこんなで薬を飲みながら半年間ほど治療にあたったが、結局改善はされなかったように思う。
自分が、腹結構強くなったなと思うようになったのは社会人になってから。
便所に籠る時間がないような仕事に就いて体がちょっとずつ鍛えられたためだと思う。
それでも常人よりはるかに弱いだろうな。
毎日ほぼ3回トイレ行ってる。
同じような境遇の人がいるならば、ホント人ごととは思えない。
学生時代は「こんな腹抱えて一生を生きていけるわけない」とよく思ったものだ。
今、過敏性腸症候群の人に何か言うならば、何の気休めでもないが、周りにも自分と同じ体の人がいる、そして多少なりとも改善されるというのが救いになると思う。