いつも愛読しているスタパオーナー八ヶ岳日記。
僕にでも観測できそうな超新星が現れたと書いてありました。
しかも、僕がすでに撮影したことのある銀河に現れたという。
それはつまり、これを撮影できれば、超新星の出現前後を見比べることができるということです。
撮らないわけにいかないでしょう。
しかし、当直明けでエネルギー切れでした。
どうやっても望遠鏡を担いで出かけるだけのパワーが出ない。
それどころか、次の日の土曜日夜が曇りの予報。
無念を噛み締めながら床につきました。
朝2:00に目が覚めました。
身体が重い。
しかし、少しは快復している。
行かないわけに行かないでしょう。
起きました。
いつもの近所の場所へ移動。
EQ6proのセットアップにかかります。
ところが反復法で極軸がなかなかまとまらない。
2時間を費やしてしまいました。
日の出まで間がありません。
やむなく見切り発車で撮影しました。
M82。
60秒ほどの露出なのに、ひどい流れ様です。
ちなみに去年3月に撮影したのがコレ。
(今回も前回も、使用した望遠鏡はSD-80ALです)
去年3月に撮影したときには写っていなかった星が確かに写っています。
これが超新星か。
スタパの記事によると一つの銀河で超新星が発生する頻度は2~300年に一度くらいらしい。
相当運がよかったと思うべきでしょう。
記念すべき一枚となりました。
しかし、もちろんこんなひどい写真で満足できるわけがない。
再挑戦します。
極軸合わせ、今は反復法を中心にやっていますが、時間がかかる割に報われないことが多すぎる。
やはり古典的なドリフト法に切り替えてみようかと思います。
果たして次回、極軸合わせがどうなるか。。。期待したいと思います。
あと、、、やはりファインダーなしでの天体導入は無茶です。
今回はSD-80ALでしたので問題なかったですが、重量オーバー気味のGINJIにもファイダーを取り付けて観測することを決意しました。
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