問わず語りの...

流れに任せて

映画『マリグナント 狂暴な悪夢』

2024-02-02 09:03:28 | 映画

 

 

 

これは面白い!

 

 

一応ホラー映画の範疇には属するけれど、私的にはそんなに怖くはない映画でしたが、

 

でも、面白い!

 

 

一言で言えば、岩井志麻子の小説「ぼっけえ、きょうてえ」的な話。わかる人にはわかるよね。

 

でもあの小説のような、底から湧き上がってくるようなぞわぞわする怖さはない。もっとずっとカラッとしてます。

 

 

ある程度ホラーものを観知っている人なら、最初の数分で「ああ、こういう話か」と、大体と展開がわかってしまう。

 

 

かと思いきや。

 

 

途中から、こちらの予想の斜め上、というか遥か上、というか

 

 

とにかく、良い意味でこちらの予想を裏切る展開になっていく、これが

 

 

メチャメチャ、気持ちよかった~っ!

 

 

あんな心地よい裏切られ方されたの、ホントに久しぶりだわ。

 

 

後半なんてほとんどアクション映画だし。警察署内で、ワンカットで延々と格闘し続けるシーンがあるんだけど、あれどうやって撮ったんだろう?

 

おそらくは別々に撮ったものを、CGで繋げたものなのだろうとは思う。ちょっと『ジョン・ウィック/パラベラム』のワン・シーンを彷彿とさせるんだけど、もし本当にワン・カットで撮影されたんだとしたら

 

 

ジョン・ウィックを越えちゃってる。

 

 

いや、やっぱりCGで繋げたのでしょう。そうでなきゃあのようなシーンは撮れない。

 

 

絶対ムリ。

 

 

ホラー映画からアクション映画まで、様々な要素がてんこ盛り。まあ、結構強引なシーンもないわけではなくて、ツッコミを入れたくなる場面もあるのだけれど、そこは勢いでガーっと持って行っちゃうので、観ている間はほとんど気にならない。

 

むしろその勢いに乗っかっちゃった方が、ずっと気持ちが良い。そんな映画。

 

 

 

 

最近のホラー映画は全然怖くない。この作品の前に、『ミーガン』という映画、やはりホラー映画なんだけど、これを観てみた。

 

 

これがまあ、なんというか

 

 

怖くはないし、むしろ「コメディ映画なのか?」と思ってしまうような、笑えてしまうシーンが数々あって、これはホラー映画なのかコメディ映画なのか悩んでしまった。

 

ちょっと期待していただけに、もの凄く残念でした。

 

 

その『ミーガン』にプロデューサーとして参加していたのが、『死霊館』を撮った映画監督、ジェームズ・ワン。

 

 

この方が、『マリグナント』のメガホンを取っておられる。

 

 

『死霊館』は面白かったけれど、『ミーガン』はちょっと…。と言う感じで、期待は半分ぐらいな感じで観てみたんだけど

 

 

いやあ、面白かった!

 

 

ホラーはあまり得意ではないという方でも、1度御覧になってみてはいかがでしょう。そんなに怖くないです。まあ、ちょっとグロいシーンはあるけど

 

 

ホント、そんな怖くないですよ。むしろ面白い!

 

 

さあさあ、どうぞ、お入りになって

 

 

 

 

フッ、フフフフ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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