久しぶりの『べらぼう』感想回です。
「灰降って地固まる」鶴屋さん良いことを言う。
浅間山の噴火で江戸に降り積もった灰を契機として、蔦重(横浜流星)や吉原界隈と、貞(橋本愛)さん、鶴屋(風間俊介)さんはじめ日本橋界隈の人たちとの間にあった溝が埋まっていく。それもこれもすべては
蔦重の”人間力”。
この展開は完全にドラマオリジナル。史実はどうであったのか、わかりません。これはある意味、脚本家の方の”理想”なのでしょうね。
現実世界でもこうであったなら、紛争なんか解決するのに……でも現実はこう上手くはいかない。
ならせめて、ドラマの中だけでも…。
良い話ですが、同時に切なくもある。そんな感じ、かな。
鶴屋さん、思ったとおり根は悪い人ではなかったね。赤子面の笑顔は、なんとも爽やかです。
鶴屋さんが笑った!
リラックスしている流星くんと、役柄を保ったままの愛ちゃん。愛ちゃん演じる貞(てい)さんが笑顔を見せるのはいつか!?
クランクアップした方々と忘八オヤジたち。皆さん良い笑顔。
やっぱり笑顔は良いね。
さて、田沼体制も終焉を迎えつつあり、一見順風に見える蔦重の行く先にも暗雲が立ち込め始める予感。
田沼意知(宮沢氷魚)と誰袖(福原遥)はいつしか本気で惹かれ合うようになってきましたが、この二人の行く先に待っているのは…。
史実とはいえ、良い話のままでは終わりません。辛いわあ。
次回あたりから、島本須美さんが出演されるようです。クラリスですよ、ナウシカですよ!ついでに言うとしょくぱんまんですよ!!
このドラマ、声優さんの出演がやたらと多い。そういえば地本問屋の村木屋を演じている松田洋治さんは声優さんではないけれど、『風の谷のナウシカ』ではアスペルの声を演じておりましたね。ナウシカとアスペルが出ている!
この楽しさ、わかるかな~(笑)。
松田洋治
島本須美
そうなのですか、良い結末とはいかない……。
ドラマとして楽しませてもらっていますが、良いのでしょうか…。
声優さんも出ておられるのですね!
次回からも楽しみです♪