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問わず語りの...

流れに任せて

『べらぼう』第13話 感想

2025-04-01 07:00:14 | 時代劇

鳥山検校(市原隼人)、哀れな人です。

 

 

どんなにカネやモノに溢れていようとも、せい(小芝風花)の中にいる蔦重(横浜流星)を消し去ることができないと知ったときの

 

 

絶望、悲しみ

 

そして嫉妬。

 

 

その後の行動はいただけませんが、鳥山検校という人の哀しさと、無慈悲な金貸しとしての部分と、その人間性の諸々の部分を描くには最適な表現でしたね。

 

 

その「座頭金」にもついに公儀の手が入る。田沼意次(渡辺謙)としては、借金に苦しむ旗本や庶民を救うという面以上に、幕閣内での自身の地位の安定のためという側面があって、

 

 

政治、だなあ

 

 

という感じ。

 

 

こういう問題ならば、白眉毛(石坂浩二)もあまり強く反対できませんからね。

 

上手いよなあ。

 

 

 

で、出てきましたね、長谷川平蔵宣似(中村隼人)さん。出てくる度に偉くなってる。

 

 

その如歳なさ、才気煥発ぶり、それでいて屈託がなく一言で言えば人柄がよい感じ。

 

 

田沼意次にも気に入られたようです。平蔵さんが”鬼平”になるのは田沼時代の次、松平定信(寺田心)が老中になってからの事。派閥に関わらずその才が認められていた、ということでしょうか。

 

 

さすが鬼平。

 

 

そういえば、『剣客商売』の主人公・秋山小兵衛は田沼意次と大変親しい間柄で、その息・大治郎は意次が妾腹に産ませた娘を嫁に迎えていますが、登場しませんねえ…って、

 

 

あれは架空の人物!

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの癒し(笑)、次郎兵衛(中村蒼)さん。

 

ポッペンを持ってますね。ポッペンといえばやはり

 

 

笑福亭鶴瓶師匠!

 

 

えっ?何故って?

 

 

分かる人には分かる!

コメント (2)
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