問わず語りの...

流れに任せて

葉月結菜の”あの日”

2023-11-12 04:39:55 | いぎなり

 

東日本大震災 いぎなり東北産 葉月 結菜さんが語る

東日本大震災 いぎなり東北産 葉月 結菜さんが語る"あの日"

「NHK東北温泉地応援プロジェクト」に参加する東北出身アイドルグループ「いぎなり東北産」。今回、いぎなり東北産のメンバーに“あの日”のこと、そして、“あの日”からのこと...

 

 

なにを伝えていいのかわからない。という感覚、よくわかります。

 

 

ある人に言われたことがあります。私がなにげなく「震災」と口にしたとき、その人がいいました。

 

 

「どの震災?」

 

と。

 

 

「震災といったら【東日本大震災】以外ないだろ!」と声を荒げそうになりましたが、必死に押さえました。

 

 

その人に悪気がないのはわかっているんです。東日本大震災以前にも以降にも、日本国中沢山の災害があったし、震災と呼んでいい大地震もいくつもあった。だから、「震災」だけ言われてもわからない。

 

 

って、ことなんだろう。

 

 

確かにそうかもしれないが、でも

 

 

東北人である私が、今の時節に「震災」と言ったなら、それは東日本大震災以外あり得ないだろ?それくらい

 

 

わからんのか!

 

 

悪気がないのはわかる。だけど

 

 

「あの日」「あの時」「この場」にいなかった人にとっては、所詮

 

 

”他人事”なのだ。

 

 

いや、私だって人のことは言えない。25年前、阪神淡路大震災が発生したとき、大変なことが起こったと思ったし、被災者の方々には心からの同情を寄せた、つもりだし

 

幾許かの募金もした、ような気がする…。

 

 

でも、心のどこかで、遠い関西の地に起こったこと。

 

 

”他人事”。と

 

 

心のどこかに、そんな風な思いはあったのだよ。

 

 

私はいつだって自分中心だ。自分中心でしか世界を見れない、語れない。

 

 

そんな私に、一体何を伝えられるというのか。

 

 

ホント、わからないよ。

 

 

でもね、あの震災を直に経験した身としては

 

 

やはり「何か」を伝えていくべきなんだろう。

 

 

 

自分になにが語れるのか、伝えられるのか。

 

 

わからないけど、まあ

 

 

何某かのことを、語っていくしかないさ。

 

 

あの震災を「直」に経験したものとして。

 

 

 

 

 

いぎなり東北産『3000days』

 

この子たちだからこそ伝えられる、”震災”。

コメント (2)
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