この方の描く「光」はとても美しかった。大好きでした。
フィルム合成専門の会社「デン・フィルム・エフェクト」の創設者であり、特撮作品はじめ、一般映画でも活躍されました。
黒澤明監督の映画『乱』では、兜に太陽光が当たってギラっと光るエフェクトを作画、これがリアルで、作画合成だと気づいた人はほとんどいませんでした。
現在はCG全盛、飯塚さんらが培った技術も、廃れていってしまうのか…。時の流れとはいえ
寂しいですね。
映画『シン・ウルトラマン』のスペシウム光線は、飯塚さんが描いたものに、CGで効果を加えたもの。飯塚さんの作画が下になってるんです。
素晴らしい。
多くの「光」で我々を楽しませてくれた飯塚定雄さんへ、心よりの感謝と敬意と哀悼を込めて
合掌。