問わず語りの...

流れに任せて

[鎌倉殿の13人] 終わる

2022-12-19 07:38:26 | 日記

 

 

終わりましたねえ。

 

 

 

終わった後、しばらく椅子から立ち上がれませんでした。あんなラストシーン、これまでの大河では観たことがない。

 

 

 

苦しみにのたうち回るのは、これまで犯した罪業の因果。しかし最後にには「姉上…」との言葉を残し、わずかに笑みを浮かべて死んでいく。

 

 

色々あったけど、最後にかける言葉はこれしかないよね。

 

 

【ご苦労様でした】

 

 

本当に誰も、悪い奴なんていなかった。みんなそれぞれに、「生きよう」としただけだったのだ。

 

 

私は子供のころからの歴史好きで、ずっと歴史というものを見てきたし、時代劇や歴史ドラマを見てきたけれど、

 

 

ここへきてようやく、歴史の「見方」というものが変わった気がする。

 

 

歴史とは「人間ドラマ」であり、人が生きてきた歩みが刻まれた、最高の「エンタテインメント」である。

 

 

わかっているつもりでした、でもまだ

 

 

ホントには、わかっていなかった気がする。

 

 

あの歴史上の人物が行ったことは「良いこと」か「悪い」ことか。

 

 

「良い奴」か「悪い奴」か。

 

 

 

そんなことに、こだわっている自分がいた。

 

 

でも、そういうことじゃないなあ、と

 

 

 

痛感しました。

 

 

「善悪」ではない、人というものの深い部分を知る。歴史というのはそういう最高の

 

 

「エンタテインメント」なんだということを、学ばせていただいた。

 

 

 

これはあくまで「ドラマ」であって、すべてが史実というわけではないけれど、歴史の一つの「捉え方」として、

 

 

とても勉強になったということです。

 

 

最高の「学び」は最高に楽しい「エンタテインメント」だね。

 

 

1年間、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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