問わず語りの...

流れに任せて

東北民

2022-06-22 02:33:47 | 日記
いぎなり東北産のリ―ダ―、橘花怜。愛称かれんくんが、「東北民」と言っているのを見て、何か面白いなと思ったんですよ。
 
私は長らく「東北人」であることにこだわってきました。しかし、「東北民」なんて表現は聴いたことがない。
 
はたしてこれは割とポピュラーな表現なのか?ネットでちょこっと見てみたのですが使われていないわけではないけど、さほどポピュラーなわけでもないみたいだ。
 
やっぱり普通は「東北人」だよね?
 
まあ、「人」でも「民」でも、どっちでもいい気もしますけどね(笑)。ただ「人」の場合、何か他者との「区別」するという意味合いが強い印象を持ちますね。「東北人と関西人は違う!」みたいな。
 
でも「民」になると、何かフワッとした連帯感のようなものを感じます
 
「東北民も関西民も同じ日本国民♪」
 
 
みたいなね。
 
 
いいな、これ。私もこれからは、自分は「東北民」であると言うことにしよう。
 
私より遥か年下の10代の少女に、何かとても大切なことを教えてもらいました。
 
まあ、かれんくんとしては、単純に「人」と「民」を言い間違えただけなのかも知れないけどね。
 
でもかれんくん。あなたは結果的に、私にとても大切なことを教えてくれたのだ。
 
かれんくんありがとう。
 
心より感謝します。
 
 
 
 
 
かれんくん全力集
 
 
以前にも書きましたが、東日本大震災のとき小学校1年生だったかれんくんは、沈んだ表情の大人たちを笑顔にしたいと思い、初めは自衛隊に入って大人たちを助けて上げたいと思い、支援活動を行っていた自衛隊員に思いの長けを話しましたが、丁寧に断られました。
 
しかし、気仙沼を拠点とするボランティア・アイドル・グループ、SCK  GIRLSの存在を知り加入、大人を笑顔にしたいという思いを遂げるには、アイドルは最適な場だったし、かれんくんの母親がアイドル好きで「かれんがアイドルになったら、お母さん嬉しいな」という言葉に触発されたということもあるようです。
 
大人を笑顔にしたい、母親の願いを叶えたい。
 
そんな気持ちの優しい少女に訪れた運命の日。2015年、宮城県女川町で行われた、ももクロのライヴを見に行ったかれんくんは、会場でももクロの事務所スターダスト・プロモーションにスカウトされ、いぎなり東北産のメンバーとなったのでした。
 
ある意味絵に描いたようなシンデレラ・ストーリー。この子かれんくんは、アイドルになることを運命付けられていたのかも知れない。
 
かれんくんの明るさ、優しさ。でもその裏側にある震災という陰。
 
やはり、あの震災を契機として、東北は、日本は
 
何かが変わった。
 
震災が生んだアイドルといっていいかれんくんと、いぎなり東北産を、
 
「東北民」として
 
応援せずにはおられない。
コメント (1)
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