これ、何だかお分りでしょうか？これは、当時スーヴェニールとして作られたシルバープレート製の小さなメモ帳。（たぶんパリ万博のお土産だったのかも？）横に鉛筆をはめて閉じるようになっていて、鉛筆を外すとバネでメモ帳の表紙がパカッと開く仕組み。パウダーケースやアシュトレイなどなど、アンティークのエッフェル塔アイテムをコレクションしている私ですが、これはまだ持っていませんでした。
実は、今日銀座アンティークギャラリーに、買付けから先週帰ったばかりの近所のディーラーさんが遊びに来てくれ、エッフェル塔好きの私のために持ってきてくれた買付けのお土産がこれでした。
アンティークディーラーの同士間で売買をすることはあっても、アンティークをプレゼントされるなんてなかなか無いこと。コレクションがまたひとつ増えたことも嬉しいです。このメモ帳、裏側のアール・ヌーボーっぽい菊の模様も素敵なのですよ。
銀座でのフェアも、いよいよ明日まで。皆様のお越しをお待ちしております！
お待たせしました！今回も沢山の新着ジュエリーをUPしました。是非ご覧下さいませ！今回はこんなアイテムが新入荷しております。
このアール・ヌーボーのリング、その彫刻的な表現が素敵！画像では分かりにくいのですが、このマーガレットのお花の中心にセットされているオールドマインカットのダイヤ2石がまた美しい輝きなのです。
このグルグルのリング、その名も“tourbillonトゥールビヨン”、「渦巻き」の意味です。この透明感の美しいローズカットダイヤは必見！個性的なリングですが、実際にはめていただくと、以外にクラシックな雰囲気も。周りの繊細なミルグレインの細工も秀逸です。
18金台にマットエナメル、この不思議な質感も是非実際に見ていただきたいペンダントです。この時代の特有の天然真珠の風合いにもぴったり合っています。アール・ヌーボーの影響が感じられる植物の表現が魅力的です。
リボン形のシルバー台にローズカットダイヤ、それに天然真珠。アンティーク特有の素材で組み合わされたシックなペンダントです。繊細なチェーンも良く合っています。普段からお楽しみいただけるジュエリーです。
ステンドグラスを背景にした聖テレーズは、ゴールドチェーンの他、ブルーの細いベルベットリボンで着けても素敵ですね。聖テレーズは愛らしい聖女としてフランスでは大変人気があります。お守り代わりにいかがですか？
シトリンとシードパールの組み合わせ、リボンで結ばれたダブルハートはヴィクトリアンらしいアイテム。シトリンの明るい色合いを身に着けると、心まで元気になるようですよ！クリーム色のショールにシトリンのブローチを着けて…素敵。
細長いバーブローチはフレンチらしいジュエリーのひとつ。上手に身に着けてお洒落さんに！これからの季節は、ショールやストールなどの巻モノにもぴったりですよ。
エナメルのクローバーブローチは、とってもラヴリーなアイテム。キリリとアクセントが効いていて、小さいのに存在感溢れるブローチです。
久し振りに入荷したアイボリージュエリー。繊細なオーバルのお花のリースにリボンを結わえた、今まで扱ってきたアイボリーとはひと味違った雰囲気です。
耳元にキラキラのピアス。アンティークのゴールドの細工の良さと、ダイヤの輝きの美しさの両方を兼ね備えたピアスです。後ろからのフランス式ではなく、前から入れるタイプというのもポイントですね。
昨日は結局午前5時半頃に名古屋を出発！懸念していた東名の集中工事にバッチリはまってしまい、普段は5時間ほどで銀座に到着するところを、6時間半ほどかかって、ヘロヘロになりながらも（笑）昼過ぎに到着。その後、ギャラリーの飾り付けをし、長い長い一日でした。
そしていよいよ今日からフェアが始まりました。今回の銀座アンティークギャラリーでのフェアは、サロンのようなゆったりとした雰囲気の中で、ゆっくりご覧いただけるのが良いところ。細かなアイテムのジュエリーも、椅子に座ってお茶を飲みながら、心ゆくまで悩んでいただけます。（笑）会期中の皆様のお越しをお待ちしております！
ちょっぴり季節外れ？ライラック色のリボンで出来たジュエリーボックスが入荷しています♪
明後日からの銀座アンティークギャラリーでのフェアのため、いよいよ明日は準備のため早朝から東京へ。実は、ただいま東名高速がリフレッシュ工事中ということもあり、いったい何時に名古屋を出ようか、頭を悩ませています。たぶん…午前4時頃…かも。
それと同時に近日中にホームページの更新が出来るよう、必死で（笑）準備中なのですが、フェアの開催前に間に合うかどうか…。こちらでも新たなアイテムを是非見ていただきたいです！メールでの「更新のお知らせ」をご希望の方はこちらまで。どうぞサインブックに遠慮無くご登録下さい。
それでは東京で皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。元気でお目にかかりましょうね！
今日は祭日。静かだったサロンの昼下がり、いらした方は先週京都大アンティークフェアでお目にかかったばかり、大阪からのお客様でした。先週京都で嬉しい再開を果したばかりでしたので、まさか今回名古屋に来ていただけるとは露ほども思っておらず、玄関で「えっ～！！うっそ～！どうして～。」と騒々しいばかりのお出迎えをしてしまい、奥で仕事をしていた河村にも「○○さんがいらしたわよ～！！」と大声で叫んでしまいました。
それから次のお客様がいらっしゃるまで、とりあえずアンティークのことは置いておいて、コーヒーを飲みながらゆっくりおしゃべり。先日の買付けで訪れたアントウェルペンの写真を見ていただいたり、「フランダースの犬」のお話まで、おしゃべりタイム。楽しい時間を過ごしました。
お客様の皆様に来ていただけるとやっぱり嬉しいです。サロンでのフェアは明日まで。明日もお越しをお待ちしております。
今回の買付けで入手した私のエッフェル塔コレクション。エッフェル塔の両脇に凱旋門とサクレ・クール寺院のスペシャルバージョン（笑）です。フランスのフェアを歩いている途中で見つけ、土台が「石」であることも気にせず「私これ欲しい。」とゲット。ほとんど「漬け物石」に近いこれを河村に持たせて歩き回っていました。河村よ、あの時は持たせてゴメン。
今日は私の父の70歳、古希のお祝いの日。午後7時にサロンを閉めてから、私達がセッティングしたサロンのご近所のフレンチレストランへ全員集合！両親と妹夫婦、甥っ子、そして私達の7名が久し振りに集まりました。
私達全員同じ敷地内に住んでいながら、全員揃うのはなかなか稀なこと。両親が健康でいてくれることも嬉しいですが、小学校3年生の甥っ子がしっかりしてきたのにも目を見張りました。彼の最近の一番の興味は様々な種類の石！いっちょまえにルーペを覗いて石をチェックしている様は、なんだか私がいつもしていることと似てる！妹夫婦は石好きな彼のために岩石博物館や石のフェアにせっせと連れて行かされている様子、思わず「もう少し大きくなったら、ロンドンの自然史博物館に連れて行ってあげる！」なんて約束してしまいました。
家族全員で楽しいひとときを過ごすことが出来、感謝。（美味しい物を食べてお腹いっぱいでしんどいです。）うちの両親です。似ていますでしょうか？
さて、お待ちかね（？）新着のカードをUPしました。今回も沢山新入荷しております。大人気のさくらんぼとシィ宇所のカードも新入荷、私のお気に入りエッフェル塔モチーフのボン・マルシェカードも！特に額装したアンティークレターなんて今までにないアイテムで新鮮！他にも沢山素敵なアイテムをUPしましたので、どうぞご覧になって下さい。
やっぱり可愛い！少女の何ともいえない表情に惹かれます。（こちらのカードは既にHOLDになっております。）
このエンジェルと子豚のシリーズ、愛らしくて好きなんです！柊と宿り木がクリスマスらしいですね。
1830年頃のロマンティックスタイルの衣装でしょうか、この貴婦人のシリーズもとっても美しい！
この古典的な衣装を着けた少女達のシリーズ、4枚とも階調が綺麗。是非集めていただきたいシリーズです。
この2枚のシリーズ、18世紀末のエンパイアスタイルのドレスが興味を惹きます。カードそのものもそうですが、未使用で状態もとっても綺麗！
「農園で」というタイトルが付けられた子供のガーデニングのシリーズです。19世紀末も、こんな風にカントリーライフを楽しんでいたのですね。
私もエッフェル塔コレクションのひとつに持っているエッフェル塔のカード。額付なので、すぐに飾っていただけます。当時、こんなおもちゃがあったのでしょうか？そんな物があったのなら、現物を見てみたいなぁ。
アンティークレターは今までにないアイテム。ノルマンディーのフェアで見つけたときには、あまりに華麗なレターヘッドにうっとりしながら手にしてしまいました。今回は額装してますますレベルアップです。
見開きになっている ノスタルジックな薔薇のカード。オールドローズの薔薇の表現が素敵です。
こちらは本のように綴じられたもの。ロマンティックな雰囲気の一重の薔薇と装飾文字が素敵です。
今回も色々UP！どうぞじっくりご覧になって下さいね。そうそう、河村も自分のブログ「しのぶ写真館」をせっせと更新しているようです。そちらもよろしければ。
いよいよ明日から名古屋での新入荷フェア、今日は飾り付けに大忙し！今日は終日サロンでバタバタ作業をし、お陰様でやっと綺麗に並びました。
皆様のところは昨日の台風の被害、大丈夫でしたか？両親から強烈な「伊勢湾台風」の刷り込みを施された私は、落ち着かない気分で夜を過ごしましたが、現実的な河村に「大丈夫！50年前とは情報の伝達も違えば、様々な設備だって全然違うのだから。」と言い聞かせられ、無理矢理寝かしつけられました。
そして、一夜明けた今日、風は強いものの何事もなかったかのような爽やかな朝。我が家では特に被害もなくほっとしていると…今日からフランスへ買付けに行くことになっていた東京のアンティークディーラーからメールが！なんと今朝方は「成田エクスプレス」も不通で、仕方なく都内から成田までタクシーで行ったのですって！！でも、一応飛行機は飛ぶそうで、それが不幸中の幸い。
もうひとかた、仲良しの京都在住クロテッドクリームの片山嬢は、明日からの新宿でのフェアのため、ゆうべは台風の進路を横切って深夜の高速道路走行。海沿いを走る三重県と愛知県の県境（この辺りは「海沿い」というより、ほとんど「海の上」なのです。）は、突風でそれはそれは怖かったのだそう。台風の中、無事に新宿に到着して本当に良かった～。
そして最後に、実は私にもかすかな被害が。いつもの額店で、何点か額を注文し、今日出来上がることになっていたのですが、出来上がった額を引き取りに行こうと電話をかけると、担当者は電車が不通で出勤しておらず、額もまだ完成していない…。しばらくすると、担当の彼女自ら、自宅から「ごめんなさ～い！」とサロンにお電話。結局、彼女は今日出勤して来ることが出来なかったのですが、他のスタッフが一生懸命仕上げてくれて、何とか夕方までに間に合いました。
という訳で、間に合った額もサロンに並び、準備万端です。会期中、どうぞ皆様遊びにいらして下さいね。
今日は終日大雨、台風が近づいてきているようです。今晩から明日早朝にかけて、こちら東海地方に一番近づくとか。この辺りでは50年も前に上陸し、大きな被害をもたらした「伊勢湾」の記憶が今もなお鮮明で、私自身も朝方から母より「今日は早く帰って雨戸を閉めるように！」と何度もメールを送りつけられたほど。仕事を終えてサロンから帰った後、すぐに河村と手分けをして雨戸を閉め、台風に備えました。
坂崎家の両親はいつも以上に朝からピリピリ。伊勢湾台風当時、高校生だったうちの母は、伊勢湾台風の直後、炊き出しにかり出されて連日おにぎりを握っていたとか。高台にある我が家の窓ガラスはすべて吹っ飛び、近所には屋根ごと飛んでいってしまった家もあったとか。当時、東京の大学に行っていた名古屋南部の出身の父は、「ひょっとして家族全滅？」と家族の安否を気遣い（父は八人兄弟です。）、名古屋へ急遽帰ったとか。家族は全員無事だったものの、毎日船で被害に遭われた方のご遺骸を集めに行っていたとか。（伊勢湾台風では五千人以上の方が犠牲になったのです。）そんな話を私は子供の頃から聞かされて育ちました。
どうやら明日の明け方上陸する恐れがあるようです。被害が少ないことを切に願うばかり、どうぞ皆様、くれぐれもお気を付け下さい。
いよいよ今週末は名古屋での新入荷フェア、今日からまたサロンでせっせと値段付けの日々が始まりました。
さて、その名古屋でのフェアですが、DMを郵送させていただいた皆様、DMに記載されている日時の「曜日」に間違いがありますので、訂正してお詫びいたします。正しくは
10月9日（金）～10月13日（火）
です。（DMの方には10月13日（木）と記載されていました。）どうぞお間違えの無いよう、お願いいたします。
実は今回の京都への出張では、搬入日に京都へ出掛ける時からまたもや体調不良。発熱とリンパ腺の腫れから、アイスノン持参で車に乗り込む有り様でした。（もうすっかり元気になりましたので、どうぞご心配の無きよう。元気で～す！）当然、搬入日、初日は、フェアが終わった後はまっすぐホテルに帰って、アイスノン＆冷えピタ張りまくりで、ひたすらベッドで眠り、何とか体調を元に戻そうと努力。やっと少し元気になったクロテッドクリームさんやブロカントアーさんとのお食事会の日もアルコールは一滴も飲まず、みんなから寂しがられていたのですが…。
ことはその夜、ホテルに帰ってきてから起こりました。お食事会の楽しい気分のままホテルに帰ってパソコンを開け、メールチェックをするとお客様からメールが。名古屋でのフェアのDMをお送りしたお客様から曜日を確認するメールでした。
普段、DMの文面は「河村担当」、河村がパソコンで文面を作って印刷しています。ということは、今回のミスは河村の仕業…。実は、彼がDMの日付を間違えて印刷したのはこれが最初ではないのです。しかもその前日、「名古屋のフェアのDM、もう出したの？」と確認する私に、「出した！」とわざと素っ気無い返事。そのことも思い出し、体調が悪かったこともすっかり忘れて怒り狂ってしまったサカザキでした。「これは少しお灸を据えなければ。」と、
「こんないい怪訝な仕事しか出来ないなんて！私は明日新幹線で名古屋で帰ります！！後はひとりで片付けまでやりなさい！（怒）」
と激怒。久し振りに怒り狂って、かえってストレスが解消されたのか、体調は良くなり、なんだかすっきりしてしまいました。私のあまりの剣幕に河村もちゃんと反省した様子。もちろん、ひとり新幹線で帰ることもなく、ちゃんと最終日まで京都に滞在。お陰様で体調もすっかり良くなりました。めでたし、めでたし。
