さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

Le Salon des Rêves での作業を公開!

2021-05-08 | アンティーク

 ゴールデンウィークの前半は名古屋でLe Salon des Rêves サロン デ レーヴの開設準備をしておりましたが、久し振りの肉体労働(!)はそれはそれは大変で…。まず、最初に河村の借りてきた大きなハイエース(車高が高いので乗るだけで毎回「よっこらしょ!」と大変!)に二人乗り込み、購入したヴィンテージ家具を練馬に、その後オーダーしていたガラスケースを八王子に引き取りに行き、その後高速道路で名古屋へ。名古屋の自宅に着いたのは、夜遅くになってからでした。

 その翌日は、自宅の車庫で東京から運んできたヴィンテージ家具と名古屋の自宅に配送されていた家具をペンキ塗りのために、埃で真っ白になって足付け。(塗料の付着力を向上させる為サンドペーパーで擦りまくり!)更にその翌日が一番大変で、死にそうになりながら家具をサロンに運び入れ。(サロンの入っている物件は、1階から2階へは階段しかないのです。)あまりに重いガラスケースに、「無理!無理!こんなの絶対無理!」と絶叫しながら河村とふたりで運び上げ。(あまりの重さに死にかけながらも何とか運び入れた訳ですが…。)

 それから一週間は、内装工事が終わったサロンをしっかり養生をして、ひたすらペンキ塗りの日々で、朝から晩までペンキを塗り続けていました。「今回のサロンはピンクとグレイを組み合わせたカラーリングで!」という河村の願いを叶えるべく(銀座のお店はピンクとアイボリーの組合わせなので、少し大人っぽくしたいとのこと。)、連日ハケと筆を手にペンキ塗りに奮闘。(思い起こせば、大学の四年間日本画を専攻し、高校も美術科だった私は、ハケや筆は自分のルーツのようなもの。まさかこんなところで役に立つとは!)途中、お友達の作家さん、ボビンレースのくろの先生、染め花Horryの矢野先生、hana塾の吉田先生が集結して下さりみんなで楽しく作業。(お三人には感謝の気持ちでいっぱいです。)すべての家具をピンクの下地の上からグレイに塗り、無事すべての家具を塗り終え、養生を剥がし、綺麗にお掃除して東京に戻ってきました。まだ若干の手直しは必要ですが、ほぼほぼ完成を迎え、何とかお客様にお越しいただけるようになりました。

 思えばちょうど十年前の今頃、銀座のショップへ名古屋から移ってきましたが、その時はお店と一緒に自宅もお引越しで、二軒一緒の引越だったので、それはそれは大変でしたが、今回はサロンを作るだけなので、作業は大変でもあの時に比べると全然気が楽。あの時も大震災の直後で、大変なことが多々ありましたので(内装や電気工事の業者さんが皆東北へ仕事に行ってしまったり、そのせいでベニヤ板が欠品していたり。)、今回のコロナ禍でのオープンもきっと乗り越えていけると思います。(銀座のお店の“実録 ショップが出来るまで”はこちらから!)それでは今回のペンキ塗りの様子をどうぞ!モザイク部分はオープンしてから公開いたしますのでお楽しみに♪


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~エンジェルコレクションのアンティークと作家達~
5月26日(水)~5月31日(月)
11:00AM~7:00PM(最終日は午後5時まで)
Le Salon des Reves サロン デ レーヴ
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(問)エンジェルコレクション   tel 03-6228-6230 もしくは090-1832-7704
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