そろそろホームページの更新を目指し、ただいま作業中です。今回も様々な事柄を調べながらの作業に遅々として進まず…でも精鋭作業中です!(笑)
さて、今回入荷したゴールドのフランス製メダイユ。年代は、裏面に彫ってある持ち主だった女性の名前と日付から1900年代ごく初頭というところまでは分かります。が、表面に記されている“BECKER”の文字の意味が分からず、調べること2~3時間。冷静に考えれば、ジュエリーに記されているのだからサインだということは一目瞭然なのに…。“BECKER”の文字を検索しても出てくるのはサッカー選手ばかりで「とほほ。」という感じ。挙げ句の果てには、アイテムがメダイユだったために、何を難しく考えたのか、「ひょっとしたらフランスの暦に書いてある365日の守護聖人のひとり?」などと思って365日の聖人をひとりひとり調べてみたり。果てしなく無駄な努力をしたようで、ちょっぴり虚しいサカザキです。
結局、散々調べても思ったような結果があらわれず、最後に“BECKER”の文字がサインであったことに気付きました。そう、“BECKER”はアール・ヌーボーの影響を受けて活躍したフランスの彫刻家で、ジュエリーの原型も手がけた人物だったのです。
“BECKER”の真相まで、あぁ、長い道のりだった。でもこのメダイユ、とても可愛いデザインなので、是非ホームページに掲載したらご覧いただきたいです。どうぞしばしお待ちを!