さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

新入荷の画像からもうひとつピックアップ!

2017-02-20 | アンティーク

 

 24日金曜日から始まります新入荷フェアを前に、ようやく商品整理のめどがついてきました。ここ数日、お昼はお店で、夜は自宅で、せっせとアイロン掛けとお値段付け。今回は体調不良もあり、どうなることかと不安でいっぱいでしたが、なんとかフェアの前に完了しそうで、心からほっとしています。

 今日は新入荷の画像からアイボリー製のカルネ・ド・バルをピックアップ!カルネ・ド・バルとは英語でダンスノートのこと。文字通り、舞踏会の際にダンスの順番を書くための大切な小道具です。こちらは、表表紙、裏表紙ともアイボリー製。ことに表表紙の彫刻が素晴らしく、裏表紙には持ち主のイニシャルが彫刻されています。

 こうしたアイボリー製品は、ノルマンディーの港町ディエップで細工されたもの。当時ディエップは、象牙彫刻の街として有名で、最盛期は500人もの象牙職人がいたといいます。アフリカの植民地から船で運ばれたアイボリーは、ここで細工され、また世界中に輸出されていったのです。そんなことに思いを馳せると、果てしない気持ちになりますね。

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