9月28日の日記でご案内したアムネスティひろしま主催の講演会へ行ってきました。龍谷大学法科大学院教授 浜井 浩一さんによる、犯罪の統計の見方についてのお話です。
姉はかねてからマスコミ報道のあり方に疑問を持っていましたので、興味津々で参加しました。そして、やはりそうか! ええっそこまで・・・と思うことしきり。
法務関係には知識が薄いので、わからないことも多かったのですが、姉なりにわかったことを何回かに分けて、お話したいと思います。
まずは、
「現在の日本における5歳から10歳までの子どもたちの死因」のトップ7です。
当ブログでもクイズ形式で紹介させていただきましたが、考えてみられましたか?
それでは正解です。
①悪性新生物(18%)
②交通事故(17%)
③溺死(すみません、以下百分率をメモしてません)
④肺炎
⑤他殺
⑥火災
⑦インフルエンザ
最近こどもが犠牲になる犯罪が後を絶たない・・・みたいな報道がされていて、私たち親は過敏になっていますが、実際は、こどもが犠牲になる殺人事件は全体から見ると多くはない。むしろ、交通事故や水の事故で亡くなるこどもの数のほうが圧倒的に多い。
広島や他の地域でこどもが殺される事件が起きて、全国的に地域の安全パトロールが強化されたり、安全マップ作りが推奨されたりしています。それはそれでこどもを守ろうという意識が高まるのはいいかも知れない。しかしそれなら、不審者対策よりも、交通や、水辺のパトロールにもっと重点を置くべきでしょう。
このところ不審者情報が警察にたくさん集まり、メールなどで保護者や学校などに情報を配信するシステムが構築されていますが、実際不審者を捕まえてみたら、障害のある人だった(精神障害、知的障害、発達障害の人には、「不審」と見える言動を日常的にする人があります)ようなことがとても多いそうです。
また、数少ない「他殺」で殺害されたこどもたちは、ほとんどが身内の「虐待」による死亡だそうです。こどもが他者に殺害されるリスクはむしろ下がっているということです。
姉はかねてからマスコミ報道のあり方に疑問を持っていましたので、興味津々で参加しました。そして、やはりそうか! ええっそこまで・・・と思うことしきり。
法務関係には知識が薄いので、わからないことも多かったのですが、姉なりにわかったことを何回かに分けて、お話したいと思います。
まずは、
「現在の日本における5歳から10歳までの子どもたちの死因」のトップ7です。
当ブログでもクイズ形式で紹介させていただきましたが、考えてみられましたか?
それでは正解です。
①悪性新生物(18%)
②交通事故(17%)
③溺死(すみません、以下百分率をメモしてません)
④肺炎
⑤他殺
⑥火災
⑦インフルエンザ
最近こどもが犠牲になる犯罪が後を絶たない・・・みたいな報道がされていて、私たち親は過敏になっていますが、実際は、こどもが犠牲になる殺人事件は全体から見ると多くはない。むしろ、交通事故や水の事故で亡くなるこどもの数のほうが圧倒的に多い。
広島や他の地域でこどもが殺される事件が起きて、全国的に地域の安全パトロールが強化されたり、安全マップ作りが推奨されたりしています。それはそれでこどもを守ろうという意識が高まるのはいいかも知れない。しかしそれなら、不審者対策よりも、交通や、水辺のパトロールにもっと重点を置くべきでしょう。
このところ不審者情報が警察にたくさん集まり、メールなどで保護者や学校などに情報を配信するシステムが構築されていますが、実際不審者を捕まえてみたら、障害のある人だった(精神障害、知的障害、発達障害の人には、「不審」と見える言動を日常的にする人があります)ようなことがとても多いそうです。
また、数少ない「他殺」で殺害されたこどもたちは、ほとんどが身内の「虐待」による死亡だそうです。こどもが他者に殺害されるリスクはむしろ下がっているということです。