猫と千夏とエトセトラ

ねこ絵描き岡田千夏のねこまんが、ねこイラスト、時々エッセイ

ふくふく ふくちゃん

2009年06月26日 | 
 以前には、みゆちゃんも開けられないスライド式の窓を上手に開けて、自分で庭に出て行き感心されたふくちゃんだけれど、手や鼻の先をぐいぐい一生懸命使って自分で開けるよりも、窓の前にしばらく座って、人が開けてくれるのを待つほうが楽だと覚えたのか、近ごろはあまり自分で開けようとしなくなった。
 このあいだもそんな風にして庭を眺めて待っていたので、窓を少し開けてあげたら、さっそく外へ遊びに行こうと窓の隙間に頭をくぐらせ、そして、なんだかもぞもぞしてなかなか進まないと思ったら、おなかが通れないでいた。
 昔、みゆちゃんもそういうことがあったけれど、ついこのあいだまで子猫らしいほっそりした体型だったふくちゃんが、早くも同じ境地に達してしまったか。
 態度もおなかも、少し大きくなったふくちゃんであった。