あみたろう徒然小箱

お気に入りのモノに囲まれ、
顔のつぶれたキジ猫と暮らせば、あぁ、極楽、極楽♪

ふんわり幸せになる、リサイクルウールブランケット [TWEEDMILL]

2014-12-25 | goods ・インテリア

ふだんはたたんでおくけれど、クシャクシャしていても、さまになる

大胆な柄なのに強すぎないチェック柄。こんなふうに掛けることはないけれど

数日前、所用で東海道線島田駅の近くに行ったときのこと、
10数年前にたった1度だけ行ったことがあるインテリアショップ
「FORMS」(フォルムス)に立ち寄りました。
クオリティの高い無垢のオーダー家具と、インテリア用品を揃えている店。
この店のセレクションは素晴らしいのです。
インテリアショップはなかなか長続きせず、
立川にあった「ACTUS(アクタス)」はなくなり、
ここ国立駅前に続く大学通りにあった「CIBONE(シボーネ)」、も、
あるとき安い雑貨が主の同系列店に模様替えしていまい、
取り扱う品のレベルダウンにがっかりしました。
このご時世にまだ「FORMS」があるのか心配でしたが、うれしいことに健在でした。

初めて「FORMS」を訪れたときは、セブンチェアの座面にのせるマットを買いました。
セブンチェアは、1872年創業のデンマークを代表する家具会社、
FRITZHANSEN(フリッツハンセン)社によって、1955年に発売されました。
デザインはデンマークの建築家アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)で、
発売以来、世界中で愛され続けているベストセラーです。
流線を描くフォルムは美しく、軽いのに安定感があり、人間工学に則った座り心地の良さ、
スタッキングしたときの美しさも抜群で、
うちのように狭い家にはとてもありがたい存在です。
ただ1つ難を言えば、冬は座面が少し冷たく感じることでしょうか。
そこで、かつて「FORMS」で見つけた厚手の円形フェルトマットが大活躍しているというわけです。

さて、今回「FORMS」で買ったのは、冒頭のブランケットです。
ウールの質感がとても良く、大きいのに軽くて暖か、
しかも、この大きさ(150✕183㎝)にしてリーズナブルなお値段です。
ソファカバーにもできますが、
この使い心地の良さは、寝転がってすっぽり掛けると倍増されます。
ウールのチクチク感がまったくなく、
柔らかくて軽いソフトウールの暖かさに包まれていると、とても幸せな気分になります。

英国ウェールズで生まれたラグ専門メーカー「TWEEDMILL社」製で、
上質なウールの残糸を使った製品だそうです。
これは、TWEEDMILL社が環境を考慮して新たに作った工場でのリサイクル品ですが、
TWEEDMILL社は、本来とても高品質のウール製品を作っている会社です。




近くで見るほど、手に触ってみるほどに、ウールの品質の良さがわかる

ラベルに「Recycled wool Throw」 とあって、
直訳すると、〈リサイクルウールを放り込んで〉作ったとでもいうのでしょうか。
高品質残糸なので丈夫で軽くて保温性が高く、
だけどお値段は安いと、4拍子揃っている理由はリサイクルにあったのです。
説明文に「random recycled throw」とあり、
残糸をランダムに放り込んだリサイクルル製品だから2つとして同じ柄はありません。
しかしイギリス調チェック柄はスモーキーで渋く、色数が多くても調和がとれています。

私が買った150✕183㎝は一番大きいL判、120✕150㎝、75✕120㎝もあります。
Recycled Wool Throw リサイクルウール TWEEDMILLなどと入力すると、
日本で売っているサイトが出てきますが、サイトで買うと柄を選ぶことはできません。
2つとして同じ柄がないのですから、そこはちょっと我慢というところでしょう。