新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

平城宮跡にある、「すいている宮内省」じゃなくて「推定宮内省」に行く!!

2024-08-29 05:49:39 | 歴史史跡

「なんと(710)立派な平城京」のゴロ合わせで覚えた平城京が、

「国営平城宮跡歴史公園」「県営平城宮跡歴史公園」となって、どんどん、いろいろなものが復原されている2022年

「なんと(710)立派な平城京」に行ってきた話の続き

 

ここまで紹介してきたとおり

「「なんと(710)広い平城宮」

広すぎて…広すぎて…北東の外れにある平城宮跡遺構展示館には、ほとんど人がいなかったんですが…

 

もっといない…誰もいなかったのが

平城宮跡遺構展示館のすぐ近くにある

 

平城宮跡推定宮内省

 

今回は、ここの紹介をば

 

かつてこの地に設けられていたと推定される「宮内省」の建物が、ここに復元されているんだな…

平城では、二官八省と呼ばれる役所がありまして

今と同じ仕組み、律令制における中央行政組織でありまして

二官というのは神祇官と太政官

その太政官の下に左弁官の中務、式部、治部・民部の4省と、右弁官の兵部 、刑部、大蔵、宮内の八省があって

その中の「宮内省」がここにあったと推測され、このように建物が復原されている訳

推定宮内省」とあるので、絶対ここにあった…と言い切れるものではないけど、たぶん、ここにあったんじゃないかな…といった感じなんでしょう

発掘調査の結果、奈良時代の間にも何度も建て替えられている事がわかっていて、これらの建物は奈良時代後半の「宮内省」を再現したものらしい…

宮内省は現在の宮内庁と同様、天皇家の身の回りに関わる業務を行う役所であったよう…

築地塀…どうやらこの塀で「宮内省」を囲っていたよう…ここでは、全部囲われず、一部の塀が復原されてる

 

この築地塀の門をくぐって、敷地内へ

 

「すいてい(推定)宮内省」「すいている宮内省」じゃないかと思えるくらい誰もいない…

敷地内には檜皮葺の脇殿や倉庫などの建物が復原されていまして
 
 
一部、中が覗けるようになってまして
内部にかつての役人の執務で用いられたと推定されている椅子・机・書類を置いた棚厨子などが再現されておいてありました
 
 
役所の仕事についての解説パネル
 
 
机は正倉院宝物(多足机)を参考に復原されたとのこと
 
 
役所の道具の解説パネル
 
 
ここは、ぜひとも当時の雰囲気をより醸し出す「役所にお勤めの人々」の等身大人形が欲しかった…
 
 
まあ、イラストはあったけど…
 
 
奥の方の建物は倉庫なのか…扉はしまっておりました
 
 
 
 
この建物、(南殿だと思われる…2つ連なっていました)は、日陰になってて、風が吹き抜けて、実に気持ちいい
 
 
 
 
 
風通しがめちゃよいのよ!!
 
 
さて、この宮内省の中心的建物であると思われる
 
「正殿」については復原されておらず、礎石のみが置かれていました…
 
 
 
 
いやあ、礎石だけ残っていて建物がないだけに、風が通って気持ちがいい…
 
ホント、風通しがよいのよ!風通しがよいのよ!風通しがよいのよ!
 
 
それに比べたら、今の政治家のみなさんの「風通し」の悪いこと…
 
新興宗教との関連性、オリンピック関連の後だしじゃんけん的に露わになった、お金にまつわるキタナイ話…国民の反対を押し切ってやっちゃう国葬に莫大な税金を投入…
 
もう、政治をこの青空のこの礎石の上に腰かけて、国会とかやったら…さすがに、居眠りする国会議員はいなくなると思うよ…
真夏は熱中症の危険性があるから、水分補給だけは忘れずにして…真冬は、防寒をしっかりしてもらって…
ここでやれば、国民の苦しみがよくわかるはず???
 
ホント、日本の政治はよくない…よくない…よ宮内(くない)
 
はい、お後がよろしいようで…


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