新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

和泉式部を訪ねて???…貴船神社に行く!!

2019-08-28 06:19:55 | 歴史史跡
和泉式部




もちろんお会いしたことどころか
写真すらもなかった時代の女性のことですから…

どんなご容姿だったかは…
あくまでも…妄想で描くしかないんですが…


想像するに

加藤いづみさんのような素敵な方だったんじゃないでしょうか…





(名前が…いずみ…式部…だから…くる勝手な思い込みだけど…)


そんな加藤いづみさんのよーな
素敵な女性だった
和泉式部さんの和歌




「ものおもへば 沢の蛍も わが身より あくがれいづる 魂たまかとぞみる」


旦那様である藤原保昌と不仲であった頃
この貴船神社に参拝し御手洗川に蛍が飛んでいるのを見て詠んだ短歌らしい…

その後、二人は夫婦円満…

恋愛成就や縁結びも
和泉式部のこの参拝が起因となっていると思われる


この貴船神社










この灯篭の並ぶ石段なんか
インスタ映えすると…若い女性にもフォトスポットとして大人気…






かつ…縁結びのパワースポットとして有名なこの神社…

なので…


この趣の感じられる
この神社で…



加藤いづみさんのよーな…
加藤いづみさんのよーな…
和泉式部のような女性が…







厳かな…清楚なる女性が
…恋の成就を願いに参拝している姿が拝見されるだろうと
勝手に妄想していたのですが…





行ってみれば

なに…ここは中国???

かと思えるほど

中国の女性が…団体で…甲高い声で
喋ってる!!


やかましい!やかましい!!
やかましいけど…



ここは
京の水源を守る「水の神様」


中国人の団体の方のやかましい不快感は
「水に流して…」



(お、早々に上手いゆうた!!)


7月上旬の頃に訪ねたので
境内には…たくさんの七夕飾りが…ありまして…







いやあ…
シンプルなこの願い…いいですなあ…






ここは縁結びのパワースポット
年に1回と言わず
毎日でも会えるように???なることでしょう???



そんなことはありえないって??
わかんないよ!!

だって…すぐそばの鞍馬山には…金星からやってきた鼻の長い宇宙人が、源義経に武術を教えたくらいのパワースポットだから…


そんな私のようなバカは
高いところが大好き…なので…
つい下を眺めれるところがあれば…喜んで覗く!覗く!!







いやあ…
直射日光は強烈ですが…
川のせせらぎの音が…
若干の涼しさを運んでくれているような…



さてさて
ここ貴船神社は…
“絵馬”発祥の地…なんですね…






もちろん
たくさんの絵馬が…


神様が…英語や中国語をちゃんと読めるのかどーか…
疑問に思ったことは…ひとまず置いといて…






古来、貴船神社には
晴れを願うときには白馬が、雨を願うときには黒馬が奉納され、祈祷が行われていたとか…



時には、本物の馬に代えて「板立馬」(いただてうま)が奉納されていたこともあったとか…
この板立馬が今日の絵馬の原型だそうな…



私は
この2頭の馬を拝むことで
なんか…万馬券が年内にとれそうな気がしたことをここに記しておく…



なんせ…このすぐそばの鞍馬山には…金星からやってきた鼻の長い宇宙人が、源義経に武術を教えたくらいの…

パワースポットですからね…
パワースポットですからね…






さてさて
本殿で参拝するのにも
並びます!並びます!!






飛び交うけたたましい
中国語の不快感は…水に流して…と


(お、またまた上手いゆうた!!)


参拝…
手を合わせて…


ポックリ逝けますように…



あれ…お願いする神様が違っているような…
まあ…これも…水に流して…と



さてさて
この…貴船神社…本宮には


ご神水が流れ出てて




そのご神水につけると
文字が浮かび上がる
「水占みくじ」



やっぱ…
この私の性格…縁結びに興味がなくても…

縁よりも…円(銭)やろ!と思ってる私でも
興味をひく「水占みくじ」


並んで…並んで…
やかましい中国人女子グループのあとに
並んで…「水占みくじ」を購入…






ご神水に…浸してみると…









おお、文字が浮かび上がる!浮かび上がる!!





願望…思いのままならず
(え、さっき当たる気がした…万馬券思うようにいかないの??)
病気…医者を選べ
(尿路結石のときは痛すぎて痛すぎて…選んでる余裕なんてなかったぞ…)
旅行…出資多し、慎め…
(確かに…この京都旅行…出資多し…慎めって…もう京都にきちゃってますがな…)



これでも
一応「末吉」ということなので
今年の最後にはきっといいことあるんだろう…
「有馬記念」かな???と思いつつ…


桂の御神木を見上げる…








根元からいくつもの枝が天に向かって伸び
上の方で八方に広がっている…

まるで御神氣が龍の如く大地から勢いよく立ち昇っている姿に似て
貴船神社の御神徳を象徴し
まさに御神木と仰がれる由縁である


と…案内看板に…


樹齢およそ400年、高さ30メートルだそうな…







本宮を後にし


カフェ「貴船倶楽部」
ここが…あたかもパワースポットであるかのように
元気の「気」を授かった???あとには








(そもそも、鞍馬山の山越えをしてヘトヘトだったのよ…
私にとっては、このカフェが何よりものパワースポットでございました…)


この後は
本宮で常に一緒だった
やかましい中国人の団体とは離れ

「奥宮」へと


その途中にあった
相生の大杉





同じ根から生えた2本の杉の大木がぴったりと寄り添っていて
「相生」は「相老」に通じ、その寄り添う姿が仲睦まじい老夫婦の姿にたとえられ
夫婦円満の象徴だとか…





夫婦円満
これ…大事ですよね…


ご神木…御神木…となでなで…






さらに向かう途中に流れるのは
「思ひ川」



いやあ…この川のネーミング
実に趣がありますよね…








かつては御物忌川と呼ばれ
参詣する際にこの川で禊して心身を清めたとか…

和泉式部も参詣して恋を祈ったとことから、「おものいみがわ」が変じ、「おもひがわ」になったとか…



和泉式部も清めた川の水に触れてみた私






時空を超えて考えてみれば
きっとこの場に…和泉式部がいてたのでしょうね…

なんか…この「奥宮」に向かう参道は
中国人団体客もいなくて…
甲高い声も聞こえてこなくて…
趣のある…めちゃイイ感じです…







貴船特有の貴船石
「つつみが岩」





なんでも
この貴船は…大昔…海底火山だったらしいのよ…


さてさて
奥宮に到着…





境内に足を踏み入れれば

本宮より
ウンと趣があって…
神秘的…





またまた寄り添うように生える「連理の杉」












道理とは別々の木が重なって一つになる意で
夫婦、男女の仲睦まじいことをいうまさにパワースポットの境内ならでは…





夜中…丑の時…
午前1時から3時ごろ
神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を五寸釘で打ち込むという
日本に古来伝わる「丑の時参り」でも有名な
ここ…貴船神社










嫉妬心でいっぱいの女性が白衣に扮し
灯したロウソクを突き立てた鉄輪を頭にかぶった姿で
連夜この詣でを行うと、七日目で満願となって呪う相手が死ぬとか…




昔には…
宇治の橋姫が貴船神社の奥宮に丑の刻参りをし、男に呪いをかけたという
そんな伝説があるそうな…


今でも
「丑の時参り」をしてる人いるのかな…


少なくとも
境内の樹木…
私の見た限りでは
「藁人形」は木に打ち付けられてはいませんでした…


でも…人に見つかると効力を失うそうだから
見つかりにくい樹木には
藁人形がひっかかっているのかも…ね…

「呪いの藁人形」



こうして文字にしてみただけで
コワイ!コワイ!!

ここは
「ノロいの笑人形」



と…誤字にするだけで…
なんか…ほほえましく???なってきますよね…



さてさて
ところで
「権地」ってなんだろう???





ぐぐってみました…


権地とは…
社殿の新築・改築・遷座などで社殿の工事を行う際に、仮の社殿を建てる場所のことをいうそうな…



貴船神社が神社として最初に創建されたのが現在の奥宮の場所であることを示す伝説
…がありまして

それは
玉依姫命が黄船に乗って川をさかのぼり
その源流である貴船川の上流にあたる現在の奥宮の地で霊泉を発見
水神をお祀りして「黄船の宮」と称した、というもの

その時に玉依姫命が発見したとされる霊泉が
この奥宮の本殿下にあって
それこそがパワースポットたる由縁となっている「龍穴」らしいんだな…


江戸時代末期
本殿建て替えの際にここに誤ってノミを落とした大工が
その後すぐに亡くなったという話が伝わっており
そのことからも決して人目に触れてはならない神聖な場所とされているとか…


その建て替えのときに
この権地を利用すれば
「龍穴」を塞いだまま…建て替えできるとか…



いやあ…
貴船神社奥宮のことは…
簡単に言葉で書き綴れない程…実に神秘的


これは
「船形石(ふながたいし)」















玉依姫命が黄色の船に乗って鴨川をさかのぼり
上流である貴船川のこの地にこられたとき
乗ってこられた船を人目に触れないように小石で積み囲んだのが…
この石だとか…






さてさて
最後に訪ねたのが
貴船神社の本宮と奥宮の間にある

中宮

「結社」(ゆいのやしろ)





祭神は「磐長姫命」

「縁結び」の神さまですね…



















天乃磐船


ここ結社にも
「船」がありました…














そして…
ここに憧れの…憧れの…

加藤いづみさんのよーな…
加藤いづみさんのよーな…
和泉式部の和歌の石碑
が…















「ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる」


(あれこれと思い悩んでここまで来ますと、蛍が貴船川一面に飛んでいます。そのはかない光はまるで自分の魂が体から抜け出て飛んでいるようでございます)

「おく山にたぎりて落つる滝つ瀬の玉ちるばかりものな思ひそ」


(しぶきをあげて飛び散る奥山の滝の水玉のように<魂が抜け出て飛び散り消えていく=死ぬかと思うほど>そんなに深く考えなさるなよ。)




これらの和泉式部の歌をよみながら


ここでド少納言
1首うたわなくては…と思う前に…



ふと…
頭に浮かんだこのメロディー

ここは…
縁結びの神様…縁結びの神様…
となれば男女の…関係は進展し…むふふ…


と連想し…この歌が…


♪世界は中途半端に 開放されて
男と女の欲望は盛り上がる一方
あゝ つかのまの快感は巷にころがり
捨て子は日増しに増えつづけ
同時に病気もふえてきた 脳にきた
脳にきた 脳まででたよ おー脳 おー脳 おー脳~



それ
いずみしきぶ(和泉式部)

やなくて

いずみやしげる(泉谷しげる)やないか…



OH!NO!!(おー脳)…苦笑