take it easy, enjoy life

気楽に生きたいワタシが日々思うことをただ書き連ねます。
なーんの脈略もない寝言集。

一日列車移動

2008-05-16 | るんるん・・お出かけ
タージマハルの町、アグラへ向かうため
朝から移動の一日だった。

奇跡的に電車が時刻どおり発車し、ひとまず胸を撫で下ろす。

寝台車だったためゴロゴロしながら本を読んだり
インド人観察したり昼寝したり・・・・

夕方アグラの町に到着。

運転手は初日にお世話になったポールさん。
彼の運転はインド人にしては穏やかで、安心できる。
これから最終日まで一緒。よかった!

しかもポールさん、植物にとても詳しく植物好きの母は大喜び。
とは言え、その二人の会話はお互いの母国語メイン。
でも意思疎通できているみたいだし、気も合う様子。
傍から見て微笑ましい。


今日のホテルは長時間の列車移動の疲れが吹っ飛ぶような高級ホテル。
思わず「インド」を忘れさせる。

キャーキャー言いながら母とホテル内外を散策するも
そのうち母ダウン。

列車の同室者が咳をしていたが、どうやらその風邪をもらってきたらしい。

長引かなければいいけれど・・・・。

聖なるガンガー 沐浴見学ピーク時逃す

2008-05-15 | るんるん・・お出かけ
寝台列車は一等を予約。
自分一人だったら二等で行くけど今回ばかりは母のため。
インドは最高に暑い時期だし、できるだけ疲れないよう、
無駄に体力を消耗しないよう・・

なのに!!

四人部屋である同室の二人のインド人ったら、やたらマイペース
一等車両に乗車する方たちだから、相当なリッチマンだと思うのだが
(ちなみに現地人が乗る一番下のランクの車両とは10倍近く料金差があるらしい)
ディナーをフルコースで持ち込み陶器のお皿とガラスのコップで食事を取り始め
(注:一等車両とは言ってもインドの列車ですから・・)
それが終わると他の部屋にいる仲間を集めペチャクチャおしゃべり。

眠いのに眠れない。
ベッドメイキングすらできないし。

それでも、協調性のある我々日本人母娘は23時頃までガマンしましたよ。
でも、状況の変化は期待できそうになく、堪りかねた私は

「疲れてるから休みたいんだけど、準備しちゃうよ」と意思表示。
「OK!ノープロブレム。どうぞどうぞ」と言ってくれたので準備。


なーんだ!話せば分かるじゃん。おやすみー zzz 





ってゆうか・・・うーっるさーーーい!!



ちっとも分かってない。
日本や私が知っている国ではこーゆう時、静かにするもんだけどなー
マイペースなインド人、さっきまでと何も変えず。

何時でも何処でも瞬時に眠れる特技を持っている私は
その騒音の中でもグッスリ眠ってしまいましたが
私より多少繊細な母はあまり眠れなかったようです。

一等車両の意味半減。



さて3時間程遅れてバラナシ到着。(3時間の遅れならいい方だそうな)

そのため有名な明け方の沐浴シーンが見られず・・・
それでもなお、ボートに乗ってガンガー見学。
何も浮いていなかったし、沐浴している人も少なかった。
沐浴しているのかと思えば、川底に落ちた金品を探している人だったり・・
そんな光景が見られた。

バラナシの町の雰囲気はモーリタニアでいう「アタール」。
もちろん規模はバラナシの勝ち!であるが、ゴミゴミ・ガヤガヤ。
観光客の多い土地特有の空気に包まれていた。

午後、仏陀ゆかりの地「サルナート」地域を観光。

インドに来てから、色々な宗教に触れ、また色々と考えさせられているが
仏教に触れたのはインドでここだけ。
それにしても疑問なのは、インドで生まれた仏教なのに
なぜこの国であまり根付かなかったのか・・・



ここバラナシはシルク製品が有名なところだそう。

柄が気に入ったという理由でシルクのスカーフを購入。
手を加えてブラウスにしたい!けど実行に移すかなぁ??

夜、ガイドのヨギさんとビールを飲む。
カースト制度が絡んだ複雑な家族事情を聞き
宗教だけでなく身分制度についても関心を深めた。

宗教はともかく、「カースト」という身分制度が
現在のインド社会を機能させる上で「必要悪」となっていることに
若干のやり切れなさを感じつつ
我々外の人間は決して安易に介入すべきではない問題だと割り切る。

これはモーリタニアでの活動を通じて「人種差別」の問題に直面した際に
沢山考えて、色々な人から話を聞いて出した私なりの結論。


インド・・・どこまで深いのだ???

犠牲者の涙?大嵐発生 そして偽札事件

2008-05-14 | るんるん・・お出かけ
ホテル内の雰囲気は昨日と全く変わらず平穏。
ただ、新聞に目を通せば昨日のテロの記事が満載。

悲しく、恐ろしいことが起きてしまったんだ・・・

朝、目覚めた時は晴れやかだったのに
朝食を食べ終えた位から雲行きが怪しくなる。
「これは一雨降るなぁ」
と思っていると、瞬く間に空が真っ黒に。
さっきまで静かだったのが嘘のように強風、大雨。嵐が来た。

現地ガイドのヨギさんも、「こんなのは初めてです」と言う位気味の悪いお天気。
街路樹は倒れ、車やリクシャー、露店などが大木の下敷きになり潰れている。
強風で看板も飛んでいる。
そんな情景を見ながら、私はこの嵐が
昨日のテロの犠牲者の無念の「涙」のような気がしてならなかった。

感傷に浸りながら「観光」スタート。

デリーの主要な観光地を巡る。
正午ごろにはお天気も回復し、太陽が顔を出してきた。
昨日の動物に加え、リスやインコにも沢山出会う。

ランチはタンドリーチキン&カレー。まさにインド料理。
うんうん。美味しい。ラッシーもイケてる。

満腹になってお支払い。
500ルピー札を渡した私に

店員「チェンジ。チェンジ。」

理由も言わずに違う500ルピー札を出せと言う店員に、
意味が分からない私は「はあ?なんでー?」と喰いかかるが
店員は「チェンジ」の一点張り。

とりあえず他の500ルピー札を出してみたら、それも「ノー。チェンジ。」と言う。
この店員は何がしたいのだ??と実験的にまた他の500ルピー札を出すと
それは「オッケー!」と今までの500ルピー札2枚を返された。

納得のいかない私は「ちょーっと待て。何でこの札がOKで今までのはダメなのよっ」
と怒り口調で問い詰めると、そこに現地ガイド登場。
いきさつを聞いた彼は一言。

「これはねー、偽札です。
 ほら、紙が違うでしょ。他のお札も偽札かもしれませんねー」

なんとこの国、偽札が出回っているらしい。

「100ルピー札は半分くらい偽札です。
 でも100ルピー札なら偽札でも普通に使えます」

なんなんだよこの国ー

幸いにして、私がつかまされた偽札はその500ルピー2枚のみ。
その後、偽札はガイドのヨギさんのお陰で本物に取り替えられたが
2日目にしてインドの洗礼を受けた気がした。
洗礼というと聞こえはいいが、気分的には最悪。

ルピー札に関しては帰国まで、私も研究を重ねたが結局不可解なままだった。
色が違うのに本物。ラインの位置が違うのに本物。

色もラインの位置も一緒なのに偽物。
⇒手触りが違う・ラインの光沢が違う との理由。

インド。
その経済発展が注目されている今日、
そして国民の頭脳レベルの高さは世界的に評価されているのに
この偽札問題。

この国はまだまだ深い・・・・

寝台列車でバラナシへ向かう。
出発1時間遅れ。到着は何時になるのだろうか。

インド到着。そしたら連続爆弾テロ発生

2008-05-13 | るんるん・・お出かけ
さあ出発。
自宅からさほど遠くない駅から成田空港行きのバスが運行され始め
とっても便利になった。朝早かったので爆睡したまま成田へ。

約8時間半のフライトの末ニューデリーに到着。
思ったほど暑くない。

嬉しいことに今回は母と私だけ。2人のツアー。
なかなか自由が利きそう!ニンマリ。

それにしても空港からホテルに行くまでの間にサルやら孔雀やら
牛・豚などなど・・・道端で活動している色々な動物を目撃。
へぇー。インドってこんな国なんだ。
おもしろそうー

移動中の車から見たその雰囲気は、
10年ほど後の経済発展したモーリタニアに
エネルギッシュさをプラスしたようにも思える。

サリーの後姿がモーリタニアのボワール(女性の民族衣装)の後姿にそっくりで
何度も「あら?私は今ドコにいるのかしら?」と不思議な感覚に陥った。
益々親近感が沸く。


さて。ホテルでシャワーを浴びて、初インド料理を食べる
おいっしー スパイス最高。
インドビール:キングフィッシャーも飲んでご満悦。

飛行機での移動もなかなか疲れるもの。
お酒もきいてきたし、明日に備えて早く休もうかね・・体力温存!
と、ベッドに入りながらテレビをつけると。

ジャイプールで連続テロ発生のニュース。

んーっと、これドコ??

何も知らない母:「なになに?なんかのニュース??」
TVを見ている私:「おかあさーん、ジャイプールってどこだったっけ?」
何も知らない母:「インドよー。私たちも行くじゃなーい
私:「なんかジャイプールでテロとか何とかいってるんだけど、やっぱりこれって私たちの行くジャイプール?」
母:「・・・・・」(←固まる)

どうやら、私たちが行く予定のジャイプールでテロ発生らしい。
しかも犠牲者も少なくない様子。
なんででまた・・・・


こうして、かなり不安な感じでインド旅行一日目終了。

吹っ切ってインド

2008-05-12 | るんるん・・お出かけ
明日から「初!母娘海外旅行」へ。

今日は少し早めに出社し、仕事をできるだけ片付けようと頑張った。
休み前は不思議とパワーが炸裂する。いや、当然か。

しかし頑張っていたら、サーバーの調子が悪いとか何とか周囲が騒ぎ出した。
挙句の果てに・・・アッサリ「全てのデータ、復旧不可の可能性大」と告げられる。

ハイ?
ヤバイんですけど、その状態。

色々な話を総合すると
サーバーがぶっ飛び、バックアップにも問題発生の模様。

あ・り・え・な・い・・・

私が抱えている仕事に限って言えば、ここ数ヶ月分の仕事がパア!
笑うしかない状況、そしてショックのあまり事態がのみきれずにいながらも
「もお、後はまかせたわ!
と頼れる仲間たちにお仕事をお願いして本日の業務終了~。


後は気持ちの切り替えが大切。
旅の準備をしなくては~!

でもなんかスッキリしない私。
インドに着いた途端に忘却の彼方となるんだろうけど。

はー。
帰ってきたら全て元に戻っていればいいなあ。


ハイキング

2007-10-13 | るんるん・・お出かけ
久々にアウトドア活動。

友人の企画に乗っかって「高尾山~相模湖」約10kmハイキングをしてきた。

高尾山は今年、フランス・ミシュランで3つの最高評価を獲得したとか。
確かに、都心・家から一時間余りで自然を満喫できる環境があるって素敵。
流石、高尾山頂上までは結構多くの人がいた。
でも、それ以降は人もあまり多くなく、適度な感じの傾斜の道がずっと続く・・
そして適度なところで茶屋。そこで「あけび」を初めて食べた。
自然のやさしい甘さに癒されながら種飛ばしに興じる。

今まで山は敬遠してきたけど
今回はかなり満喫して山の魅力にちょっと気付いたみたい。

山中でのランチも、道中のおしゃべりも、相模湖のさびれ具合も
そしていい汗かいた後の温泉と、お風呂のあとのビール
最高

最近いつも薄暗いところで踊っているばかりだったから
こんな爽やかで健康的な一日の過ごし方をすっかり忘れていた。



フジ子・ヘミング

2007-04-26 | るんるん・・お出かけ
最近、音楽鑑賞づいている。

今日は会社を堂々と休んで
フジ子・ヘミングのピアノソロコンサート@武道館 へ。

最高の席に当たり、コンサートへの期待も高まる中
黒柳徹子の爽快な進行のもと
ついに対照的で重量感のあるフジ子・ヘミングの演奏が始まる。

そしてアッと言う間の数時間。

演奏を聴き終えると、気持ちが洗われとても満たされたように感じる。
音楽のチカラってすごい。

フジ子さん、
今日のコンサートのギャラは全てユニセフと動物愛護団体に寄付されるとのこと。

彼女の人間性がスパイスとなって、あのような心に染み渡る演奏になるのだろう。

いろいろ思うところアリ。

Roberta FLACK

2007-04-22 | るんるん・・お出かけ
行ってきましたBLUE NOTE公演。


何故か、彼女の澄んだ第一声を聴いたときから
涙がボロボロ流れ出して止まらなくなってしまいました。

何かが魂にスッパーンと入ってきて
『斬鉄剣』で涙腺をパッサリ切られた感じ。

悲しいわけでも、嬉しいわけでもなかったと思うのですが
とにかく自分でも説明のつかない、初めての感情を味わいました。

この体験、驚いた!


日中、岡本太郎記念館で時間をつぶしていたから
何か、感情コントロール神経のようなものが
「爆発」してしまったのかしら??


もちろん、ライブもとても素敵なものでした。
大好きなアノ曲も聴けたし


ただ、あの予約システムは何とかならないかなぁー
時間をかなり拘束される。
一日がかりだもんなぁー。