あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

全人類が絶対に観るべき映画『DOMINION』

2018-12-31 19:50:55 | 人類の苦痛の根源

『人類最大の罪』と題名を迷いました。

『DOMINION(ドミニオン)』とは『支配』を意味する言葉です。

オーストラリアで今年(2018)の3月に公開され、日本では7月に公開されたドキュメンタリー映画です。

ナレーションをホアキン・フェニックス,ルーニー・マーラ,シア(SIA),セイディー・シンク,キャット・ヴォン・Dが務めています。

これがどんな映画であるのか、わたしのブログをずっと読んで来てくださった方々には察しがつくかと想います。

これを観ずにして、すべての人に新しい年を迎えて貰いたくないと想う映画です。

この映画にはほとんどの人が今も関わり続けている(関わり続けてきた)世界で最も大きな悲劇が映されています。

最も残虐であり、最も冷酷であり、最も悲しい現実です。

わたしはこれ以上の残酷なものを知りません。

これを観るなら、多くの人は戦争を行なう人々、殺人者、レイプ犯罪者に向って非難する資格など最早ないことを知るはずです。

わたしたちはその行為と寸分違わぬ残虐な暴力を振るい続け、大量に殺害し続けてきたからです。

この映画を、ちゃんと最後まで観て、自分に対して問い掛けてみてください。

「果たしてわたしたちの幸福とは、これなのか?」

「ここにわたしたちの幸福があるのか?」

「わたしたちを喜ばせるものが、これであるのか?」

「わたしたちの人生に、本当に必要なものなのか?」

あなたの答えが、わたしの中にあるわけではないのです。

あなたの答えは、あなたのなかにだけ存在します。

だから現実に起きて、そしてほとんどの人が関わっていることのすべてを知ってください。

「これと殺人の、一体何が違うのか?」

わたしの答えははっきりとしています。

「それは何も違わなかった。」

わたしは数え切れないほどの殺人と虐待とレイプに加担して関わり続けて来たのです。

だから如何なる苦しい報いも、自ら受けねばならないのかもしれません。

このドキュメンタリー映画のなかで常に苦しみ続け、最後に殺される者たちはわたしたちの未来の姿です。

わたしたちは自分の未来を救う必要はないと想われますか?

わたしたちは自分の愛する家族を救う必要はないと想われますか?

自分の胸に、問い掛けてみてください。

 

覚悟して、御覧ください。(字幕設定を日本語翻訳にして御覧ください。)

耐え難い場合は何度かに分けて観たり、一端停止して深呼吸しながら御覧ください。

これらがわたしたちが知らず知らずに(知ろうともせずに)行ない続けてきた最も苦しく悲しい行いです。

 

Dominion (2018) - full documentary [Official]

 

 



https://www.dominionmovement.com/

 

 

 

 

 


 

追記:2019,1,2

記事に写真を付けたほうがブログに足を運んでくださる方が増えるかも知れないと想って映画の冒頭のシーンを使って「DOMINION」のイメージ写真を作りました。

観るのもつらい写真ばかりで、残酷性がこの暗がりの無機質な殺害道具たちによって一番現れているように感じました。

(右クリックで新しいタブで画像を開くと拡大して見ることができます。)


 

 

 

 

 

 












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