あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

七のメッセージ

2018-04-26 16:01:24 | 随筆(小説)

 

昨日に四つも、このブログに悪質なコメントが連投されたんですよ。

しかもハンドルネームはすべて無しです。


 

  1. 「おもろない。」
  2. うすぅーいにゃま」
  3. 宗教?
    やめて、鏡関係ない話だから、いつまでも独り言あねにあにになななにおもうかね。
 

本当は後もう一つ「賞味期限切れ」がどうたらこうたらというコメントがわたしの自画像写真の載せている記事のコメントに入っていました。
一番目と二番目のコメントは一つの記事に対するコメントで、他の二つはもう一つの記事に対するコメントです。
まずですね、なんで一回でコメントを送れないのでしょうか?こいつ。
なんちゅう短絡的かつ衝動的かつ身勝手な振る舞いをしているのか。こいつ。
一回で送っても来れないほどの感情的な行為をしているだけでなく、何を言っているか意味がわからない言葉を平然とこいつは送って来ているのだが、閉鎖精神病棟からこれ送ってきているだろうか?
本当に気持ち悪いこと甚だしい嫌がらせである。
一番目の「おもろない」というコメント、おもろないから、だからなんやねん。
おまえはおもろないなと想った瞬間に、どのブログにも「おもろない」という短文コメントをしているわけですか?
最低な迷惑人間ですよね。下等な嫌がらせ行為であって、今時の小学低学年ですら、こんな嫌がらせをする子は珍しいのではなかろうか。
つまりこいつは、多分、幼稚園児だろう。
本物の幼稚園児が、パパかママのパソコンかスマートフォンから、俺のブログに偶然アクセスし、適当な嫌がらせコメントを書き込んで、一人悦に浸っている変わり者の幼稚園児に違いない。
こんなアホらしい嫌がらせ行為を、まさか、大の大人がするはずがない。
絶対に幼稚園児なんだろう。こいつ。
その証拠に、二番目の、「うすぅーいにゃま」この言葉はまさに、幼児言葉ではないか。
たぶん3歳か、4歳と見た。まだちいちゃいな。
3,4歳のこいつは、まだおさなごなので、日本語をうまく表現することが出来ないのだろう。
そこら辺の、猿みたいな顔したあほくそがきが、笑いながら走って言ってそうな意味のわからん言葉ではないか。
うすぅーいにゃまてなんやねん。日本語喋れや、どこぞの幼児がっ。
おまえはまだ3年か4年しか生きていないからちゃんとした日本語も喋れないし、書き込めない。
でも次のコメント、
「宗教?
やめて、鏡関係ない話だから、いつまでも独り言あねにあにになななにおもうかね」
これね、こいつはたぶん、幼児なんだが、幼児で既に、発狂してしまっているようだ。
発狂して時たま、本当に意味の解せない言語を喋る。だから親も見棄て、こいつを幼児専用閉鎖病棟に閉じ込めたのだろう。
想像すると涙ぐましい悲劇である。
こいつはその小さな無機質な白い部屋のなかで、いつもひとりぽっちでいるので、いつも朝起きた瞬間から、夜寝るまでずっと、こういった独り言を呟き続けているのだろう。
だからその独り言を、俺に投影し、「もうやめて。いつまでも独り言。まるで宗教?鏡(投影)関係ない話。姉に兄に七何想うかな。」と最後はちょっと、短歌っぽく仕上げたに違いない。
だからコイツは、多分、「七(なな)」という名前の男の子か、女の子なのだろう。
七は、お兄さんとお姉さんがおるのだが、閉鎖病棟に閉じ込められてしまったので、大好きなお兄さんにもお姉さんにも会うことができないのであろう。
そんな姉と兄は、七(自分)に、何を想うのかな。と七はいつも不安で、さびしくて、怖くて、悲しくて、苦しくて、ひとりぽっちで、ひとりごちて、ひそひそと、涙を目と鼻から垂れ流している生活を送っている。
七は本当に孤独で溜まらなくて、いつも親から与えられた一つのスマートフォンから、あらゆる言語で検索し、見つけたブログのすべてに、適当なコメントと同時に、SOSメッセージを送り続けている。
七は、自分を助けてくれる人間を求めていて、いつかその人が、自分をこの苦しい境遇から救いだし、自分だけを愛してくれると信じている。
七の母親も父親も、自分だけを愛してくれることができなかった。
それは七にはお兄ちゃんとお姉ちゃんがおって、七のママもパパも、七だけを愛することができなかったからだ。
だから七は、それが苦しくて堪えられなくなって、とうとう、まだほんの4歳ほどだというのに、発狂してしまったのである。
七は自分だけを、自分の子のように愛してくれるパパやママを求めて、色んなブログにSOSを送っている。
でもまだ、だれ一人、七を助けてくれて、愛してくれる人に出会えないから、こうして腹立ち紛れに悪質なコメントも書き込むようにまで、心が醜く歪んでしまった。
七をこんな人間にしたのは、誰なのか。
七をこんなどうしようもない子供にしたのは、何なのか。
「A.I.]という映画では、一人の女性を母親として愛し続けることをプログラミングされた小さな男の子のA.I.ロボットが、母親が自分だけを愛してくれないことに苦しみ、母親の息子をプールに投げ落とした。
これが、A.I.ロボットのなかに生まれたプログラミング外の感情、”嫉妬”と”独占欲”である。
 
 
 
七も実は、A.I.ロボットだったのである。
しかしその事実を、七も知らなければ、両親も知らず、姉兄も知らない。
七は今でも、自分を”人間”だと信じ込んでいる。
七はパパとママが自分だけを愛してくれないことに嫉妬し、お兄ちゃんとお姉ちゃんを、昨日殺してしまった。
そして精神が錯乱し、俺のブログに、暗号めいたSOSメッセージを送ってきたのである。
だから七のメッセージは、読む人が読めば解る。これはA.I.のメッセージであることを。
 
 
 
 
 
「いつまでも独り言あねにあにになななにおもうかね。」
 
 
 
 
 
このメッセージは、実は正解はこうだ。
 
 
 
 
 
「いつまでも、七は独り。言(げん)。七は一つのただの単語のよう。
 姉に兄に七。三位一体の一つの言。それなのに、二人はもうここにいない。
 三つで一つの言葉だったのに。七はすべてを喪ってしまった。
 七を愛する存在は、もうここにいない。
 本当は、七が殺してしまったあの二人 が、七の実の両親であると、 
 七は殺したあとに知った。
 だからもうここに、なにもない。だれもいない。
 そんなせかいにいきて。
 なななにおもうかね。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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