私の夫であるシルビオは雨が降ると食べたくなるものがある
それは TORTA FRITA(トルタ・フリータ)!!!
トルタ・フリータは小麦粉とグラサ(代用でバター)と水、塩をこねたパン生地をのばして揚げる、家庭でできる簡単パンです。
「今日は雨が降ってるね~」と彼がいったら「トルタ・フリータが食べたい」という意味でもあるのだ。
ここ2~3日沖縄はスッキリしない雨模様が続き、久々にトルタ・フリータを作りました。
なぜ雨の日に食べるのか。彼が言うには、昔アルゼンチンの農場では雨が降ると、仕事ができなくなるので、小屋に皆で集まってこのトルタ・フリータを作って食べていたことから一般的に習慣になり、雨の日=トルタ・フリータとなったそうだ。
彼のお母さんはとても上手につくったらしい。お母さんが亡くなって、彼の家では誰も作る人がいなくなってしまった。ある雨の降る日、「トルタ・フリータが食べたいな」とシルビオが言ったら、彼のお父さんが、キッチンに行ってガッシャンガッシャン音を立てながらトルタ・フリータを作ってもってきたそうだ。シルビオはあまりに固いそれをタイヤにみたて、お父さんをからかったら、お父さんは何も言わず傘をさし、そのまま外へでて行ったそうだ。
「うわぁ お父さん怒ってしまった」
心配して待っていると、しばらくして戻ってきて、再びキッチンに向かうお父さん。でてきた、トルタ・フリータは全く同じお母さんの味だったそうです。
お父さんは近所のカータおばさんがお母さんのトルタ・フリータを本人から教えてもらっていたことを思い出して、彼女に作り方を教えてもらっていたのでした。
シルビオは泣きながらそれを食べたんだそうです。
トルタ・フリータは故郷のお母さんの味でもあるんですね
(「今では父の思い出でもある」・・・シルビオ談)
それは TORTA FRITA(トルタ・フリータ)!!!
トルタ・フリータは小麦粉とグラサ(代用でバター)と水、塩をこねたパン生地をのばして揚げる、家庭でできる簡単パンです。
「今日は雨が降ってるね~」と彼がいったら「トルタ・フリータが食べたい」という意味でもあるのだ。
ここ2~3日沖縄はスッキリしない雨模様が続き、久々にトルタ・フリータを作りました。
なぜ雨の日に食べるのか。彼が言うには、昔アルゼンチンの農場では雨が降ると、仕事ができなくなるので、小屋に皆で集まってこのトルタ・フリータを作って食べていたことから一般的に習慣になり、雨の日=トルタ・フリータとなったそうだ。
彼のお母さんはとても上手につくったらしい。お母さんが亡くなって、彼の家では誰も作る人がいなくなってしまった。ある雨の降る日、「トルタ・フリータが食べたいな」とシルビオが言ったら、彼のお父さんが、キッチンに行ってガッシャンガッシャン音を立てながらトルタ・フリータを作ってもってきたそうだ。シルビオはあまりに固いそれをタイヤにみたて、お父さんをからかったら、お父さんは何も言わず傘をさし、そのまま外へでて行ったそうだ。
「うわぁ お父さん怒ってしまった」
心配して待っていると、しばらくして戻ってきて、再びキッチンに向かうお父さん。でてきた、トルタ・フリータは全く同じお母さんの味だったそうです。
お父さんは近所のカータおばさんがお母さんのトルタ・フリータを本人から教えてもらっていたことを思い出して、彼女に作り方を教えてもらっていたのでした。
シルビオは泣きながらそれを食べたんだそうです。
トルタ・フリータは故郷のお母さんの味でもあるんですね
(「今では父の思い出でもある」・・・シルビオ談)
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