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『雄日芝 風ささやく島で』 単行本(ソフトカバー)

2015年01月22日 | 本と雑誌

『雄日芝 風ささやく島で』 単行本(ソフトカバー)  – 2014/3/1

後悔 渉 (著)

ざっと読むつもりで借りて返却期日間際に読み始めた。図書館郷土コーナー。

思わぬ巧みな風景心理描写、詩的な表現などに出くわし、期限延長して読んだ。
物語は、沖永良部島育ちの『僕』が小学4年に進級の際、本土へ転校すべく艀で船に乗り込む場面から始まる。それから数十年、島との関わりの中で『僕」のわだかまりは、どのような展開をみせるのか。

教職の父との長いながい「暗闘」の僕の人生。暗闘は父とだけではない。
「世間知らずの名人」が語る僕のつらく苦しい人生は、しかし、真っ暗というわけではない。
「逃亡者の雑学」は、どこかユーモアさえかもし出し、広く深い。
どかかに南の島の海の明るさに通じる何か。それはどこから出てくるのだろうか。

タイトル「雄日芝」は「オヒシバ」と読み、どうやら草の名前らしいということは、読了後、さっきネットで調べてわかった。イネ科オヒシバ属 雑草。

さっきamazonのレビューを読み、著者の「後悔渉」は映画の「十戒」で、ユダヤ人が400年後に、奴隷の家エジプトから抜け出す際、海が割れて導いたシーンから「紅海渡」を連想させるという指摘にも驚かされた。(薩摩の奄美琉球侵攻はやく400年前)

そういえば、私の思いつきだが、『僕』の名は「与賦」=よぶ、僕の娘の名は瑠津恵、「真理恵」。
旧約聖書のヨブ記? ルツ記?・・・いずれも想像。ほかにもあったかもしれない。著者のプロフィール

まあ、言われなければまったく気付かないのですが、
私のうがちすぎか、牽強付会がすぎるのか、もう一度読み返してみるか。


amazon 説明: 教職についている父を持つ「僕」は、幼い時から家と学校の区別のない世界で生き、プライバシーに縁のない暮らしをしてきた。勉学のためさまざまな制限をする父と、娘を相次いで亡くした経験から、家族が家にいないと落ち着かない母。生まれ育った島と本土を行き来する生活の中で、「僕」は自分の居場所を探し続ける。やがて自分が父になり長年のわだかまりが解け、前を向くまでの物語。

amazon 登録情報

単行本(ソフトカバー): 316ページ
出版社: 文芸社 (2014/3/1)

発売日: 2014/3/1


初場所12日 奄美全力士15名結果

2015年01月22日 | 大相撲

2/1 初場所12日 奄美全力士15名結果 2/2へ続く
十両
里山w7笠●4勝8
千代皇e10与●7勝5
幕下 記号-は取り組休み
慶天海e2瀬-3勝3
若乃島e5龍-3勝3
明生w18瀬-4勝2 
蘇e39瀬-4勝2
勝誠w44宇○3勝3
http://www.sumo.or.jp/honbasho/main/hoshitori?rank=3

2/2 初場所12日奄美全力士15名結果 2/1から続く
三段 記号-は取り組み無し
徳州山e14天-3勝3 
榮w52笠-4勝2
喜ノ国e61喜-3勝3
朝ノ島e98徳-1勝5
序二
奄美岳e16笠●3勝3
霧乃龍w16喜-4勝2
徳大宝w36天-3勝3
大和浪w70宇-3勝3
http://www.sumo.or.jp/honbasho/main/hoshitori?rank=4