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『鬼道の経典 古事記を読む』― 仏教以前の倭の世界 単行本 – 2014/5/1

2022年05月30日 | 本と雑誌

『鬼道の経典 古事記を読む』― 仏教以前の倭の世界 単行本 – 2014/5/1
配山 實 (著)


この歳になって古代史(というか神話)の面白さに気づき、入門書のたぐいを何冊か読んでいるうちに図書館で本書に出会った。読み始めてすぐに、これまでの数冊とはかなり違うと感じ、著者の略歴をみたら奄美大島生まれとあった。

 

「古事記」の仮面を剥ぎその裏に隠された正体をせまるために奄美等に今も残る「巫女文化」が用いられている。
著者は育ちも奄美大島ということで、古代語の面影が今も色濃く残る奄美の方言が随所に登場する。

第二章は、原文も多くわたしには難解だったが、それでも奄美方言に照らしてみることで、なんとなくわかったような気になるのだった。

一章、三章は初心者でも「超」面白いと思う。
面白いのは日本書紀ではなく、圧倒的に「古事記」だ。(今までいだいていた「古代史ロマン」って何だったのだろうか?と思うほどのインパクトだった)


読後に巻末の「引用文献および主な参考文献」の、とりわけ参考文献のタイトルをながめているだけで興味をそそられ読みたくなってきます。

そのうち「奄美方言集・デクマユムタ」高司 尚則著2010年06月 は図書館で読みましたが通販でも手に入るようです。

読み始めには気づかなかった本の中表紙の裏のページにあった
「古人の跡を求めず 古人の求めたるところを求めよ 松尾芭蕉」の一行が
読後には強い印象を残す。

著者のその他の著書 ウェブサイト「国立図書館サーチ」で何冊か検索できます。


amazon内容(「BOOK」データベースより)
卑弥呼が事えた鬼道(おにがみのみち)の正体。『古事記』がわかれば『聖書』もわかる。

一見似ても似つかぬ『古事記』と『聖書』。しかし共通点がある。
うすうす感じていた共通点。しかしこれは想像を超えていた。


amazon
登録情報
出版社 ‏ : ‎ 歴研 (2014/5/1)
発売日 ‏ : ‎ 2014/5/1
言語 ‏ : ‎ 日本語


大相撲夏場所(2022東京 入場制限87%)千秋楽 鹿児島県力士星取表 幕下上位以上 and 7月場所番付予想

2022年05月23日 | 大相撲

大相撲夏場所(2022東京 入場制限87%)千秋楽 鹿児島県力士星取表 幕下上位以上

明生 力(めいせい ちから 瀬戸内町 26歳最高位関脇)
令和4年5月西前13 O***O*OOO**OOO* 8勝7敗(7月予想東前頭11

令和4年3月西前3 O************** 1勝14敗
令和4年1月東小結1*OO*O***O**O*** 5勝10敗
令和3年11月西関脇1**OOO**O*O***OO 7勝8敗

 

千代丸 一樹(ちよまる かずき 志布志市 31歳最高位前頭 5)
令和4年5月東十1 OOOO**O***O*OO*8勝7敗(7月予想東前頭16)


令和4年3月東前13****OOOO*****O* 5勝10敗
令和4年1月東前13*OOOO**O*O*O*** 7勝8敗


大奄美 元規(だいあまみ げんき)龍郷町 29歳最高位前頭 11)
令和4年5月東十6*O*O*OOOO*OOOOO11勝4敗(7月予想西前頭17)

令和4年3月東十5 O***O**OO**OO*O 7勝8敗
令和4年1月東十3***OOO*OO*OO*** 7勝8敗 

 

島津海 空(しまづうみ そら)西之表市 26歳)

令和4年5月東十10 OO*O*O*O****OO* 7勝8敗
令和4年3月西十13 ***O**O*OOOOO*O 8勝7敗
令和4年1月西下2  -OO*--O-*-O--*- 4勝3敗


海乃島 聖和 (かいのしま せな)瀬戸内町 27歳
令和4年5月西下12-OO-*-O--O-*--* 4勝3敗

令和4年3月西下16 O--*O--*O--*O-- 4勝3敗
令和4年1月東下22 O--**-*-O--OO-- 4勝3敗


映画『長い散歩』2006年 監督 奥田瑛二

2022年05月16日 | 映画

この場合はむしろ、もっと抽象的なタイトルのほうがよかったのではないか。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長い散歩
監督 奥田瑛二
脚本 山室有紀子
奥田瑛二
桃山さくら
原案 奥田瑛二
製作総指揮 西田嘉幸
出演者 緒形拳
高岡早紀
杉浦花菜
音楽 稲本響
主題歌 UA「傘がない」
撮影 石井浩一
編集 青山昌文
製作会社 ゼロ・ピクチャーズ
配給 キネティック
公開 日本の旗 2006年12月16日
上映時間 136分


『長い散歩』(ながいさんぽ)は、2006年公開の日本映画。2006年のモントリオール世界映画祭でグランプリ、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞の3冠を受賞した。


『少年』 (1969年の映画) 監督 大島渚

2022年05月12日 | 映画

「松竹ヌーヴェルヴァーグの旗手」大島渚に対してはなんとなく偏見をもっていたが、時代が変わってみると、この作品はなかなかの名作ではないか、と思えるようになった。現実離れした当たり屋一家を描いたものだが「万引き家族」とは似ているようだが、それは言われてみなけれければ気づかないほど異質なものに思える。ある意味時代が逆転してしまった今、松竹大船の伝統を引き継いだ山田洋二と大島を比べてみるのも面白い。

雪の中の赤い長靴が、意味ありげ(実際に意味があるのそうだが)だった。

ーーー

少年 (1969年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
少年
Boy
監督 大島渚
脚本 田村孟
製作 中島正幸
山口卓治
出演者 阿部哲夫
渡辺文雄
小山明子
音楽 林光
撮影 吉岡康弘
仙元誠三
編集 白石末子
製作会社 創造社
日本アート・シアター・ギルド
配給 日本アート・シアター・ギルド
公開 1969年7月26日
上映時間 98分



『少年』(しょうねん)は、1969年7月26日に公開された大島渚監督の日本映画。創造社とATGの提携製作による1000万円映画(低予算映画)路線の作品である。実際に発生した当たり屋一家事件をモデルにし、全国縦断ロケを敢行したロードムービー


動画  電線上のアカショウビンと崖の上のイソヒヨドリ奄美大島笠利町

2022年05月10日 | 野鳥

220506 電線上のアカショウビンと崖の上のイソヒヨドリ奄美大島笠利町

 

夢を叶えるカメさん

鹿児島県奄美市笠利町大字用(よう) 奄美大島最北端 笠利崎(かさりざき)or 用岬灯台の麓の屋根付き休憩所 駐車場 トイレ付

岩場では数羽のイソヒヨドリが鳴きあっていた。(いつもいる)

きょうはアオスジアゲハやリュウキュウアサギマダラ、トンボも海面すれすれに飛んでいた。

右に見える長い砂浜は、風はほとんないのだがサンゴで砕けた波しぶきだろうか、キリのようにやや霞んで見える。

小雨まじりでもあったが、少しづつ青空も広がってきた。