シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

黄昏流星群

2008-10-29 10:09:10 | TV・ビデオ・映画
アニメ・漫画系はほとんど見ない私だが、
先日、夢中になってしまった漫画があった。
このブログでも、漫画について語るのは初めてだと思う。

「黄昏流星群」
  弘兼憲史作・小学館 ビッグコミックス


もう、30巻以上発行されているもので、
各巻2~3話から成っている。

主人公は、主に中高年。男性・女性は関係ない。
人生に疲れた、あるいは充実した、
普通の市民が主役の話だ。

偶然なことから、異性と出会う。
最初は、大人としての誠実な交流から始まるが、
やがて、お互い恋心を抱く・・という内容だ。

老人同士、中年同士の恋愛もあれば、
老人が若い娘に恋をする、
あるいはその逆の話もある。

しかし、単なるラブコミックではない。
シチュエーションは、やや「出来すぎ」だが、
相手に対する言葉や思いやり、
大人の付き合いとは何か、を感じさせてくれる。


中高年の恋愛は、負のイメージが大きいが、
このシリーズを見ていると、
こういう老後もいいかも・・と思ったりする。
決して、恋愛したいとか、
漫画のような出会いを求めているのではなく、
励まされ、癒され、精神的に豊かな人生を送りたいと感じる。


「黄昏流星群」は、
映画やTVドラマ化もされたようだが、
漫画のほうはシンプルで、
一見チャチでがさつな画なのだが、
また読んでみたくなる本だ。
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