東洋大学が群馬県板倉キャンパスからの撤退を表明した事で、予想された事ながら地元では反発が広がっているようです。
https://ceron.jp/url/www.asahi.com/articles/ASN3S7419N3SUHNB007.html#commenttop
群馬県知事は「抗議」ではなくて「非難」とさえ書いてありますので、反発の強さの程度も分かろうと言うものです。
確かに人口14,000人の板倉町に、学生約2000名、教職員約80名が居なくなる訳ですから、影響は大きいです。
東洋大学が板倉進出した際に、やれ県や県の企業局がいくら出した、板倉町がいくら出したとかが大きく記事になっていますが、20数年間で東洋大学が進出した事によるメリットだってあったんじゃないですか?最寄りの駅名も「板倉東洋大前」だし、大学のある町として知名度だって上がったはずです。
教育機関である大学とは言え、「私立大学」ですから志願者が集まりにくい板倉を去るのは私企業としての大学を考えるに、止むを得ない事だと思います。
お互いのイメージダウンを避けるため、泥試合にはせず円満解決を図って欲しいですね。
群馬の端っこの町も、私立大学としての東洋大学も生き残りに必死です。