NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」毎回面白く観ています。「いだてん」「麒麟が来る」「青天を衝け」など3年連続して地味な主人公でした。今回の主人公北条義時も歴史の教科書に大きく登場するような人物ではありませんが、脚本の三谷幸喜が話を面白くしていますね。配役の妙がとても優れていまして、北条義時は勿論、北条一族、御家人、朝廷など一癖も二癖もある役者が揃っています。話が鎌倉時代なので一般には馴染みがないし、文書(もんじょ)も吾妻鏡と愚管抄くらいしか残ってないので観る側も脚本も想像を働かせる事が可能です。
大河ドラマは戦国時代~安土桃山時代、又は幕末モノが多く、多くがテレビ化や映画化されており、史実とされている事柄とストーリーが異なると、バッシングを受ける事もありますが、鎌倉時代だと「ああ、そう言う事もあったかも知れない」で済ませる事が出来るのかもしれません。
長年大河ドラマを観て来た私ですが、来年の「どうする家康」は家康役も信長役もジャニーズ系なので、第1回目を観てから観続けるかどうか決めます。とにかく「鎌倉殿の13人」は面白いです。これで視聴率が12%そこそこだと言うのですから、日本人は日曜午後8時からは何を観てるのでしょうか?(何も観ていない?)