首相経験者と今回の選挙

全国あちこちから、“政権交代”の声が、燎原の火のように広がっているようですね。

現地に行って見ないと、現状の認識は中々判らないのでしょうが、麻生・安倍はともかく、海部・森・福田と言った、
自民党の首相経験者でさえも、苦戦中とか、正に自民党に逆風が吹きまくっている感じがします。
もう存在感が皆無の海部はまだしも、チョット前まで一国の総理を務めた福田や、総裁派閥の顧問で、
一部にはキングメーカーとさえ言われた森でさえ、この有様では、他の候補者は推して知るべしですな。

自民党をぶっ壊すと言って、前の衆議院選でしたが、今回は自民党がぶっ壊れるどころの騒ぎではなく、
自民党が壊滅してしまう事態を引き起こそうとは、皮肉なものであります。
当地北海道でも、閣僚・三役経験者や小泉バブルで生まれたチルドレンは軒並み苦労しているようです。

民主党が政権を担う事になっても、国民の為にならない政治をやったり、不祥事が続けば、数年後の衆議院選、
いや来年の参議院戦でも、手痛いしっぺ返しを喰らう事になりますよ。

　　　　　　　　　それが小選挙区の定めでもあります。

何だか民主党が大勝する事が決まったかのように、書いてますが、私は楽観はしてません。
自民党の底力と意地を軽視してはいけません。