ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

和の色 1

2006-11-20 | 

金沢の特集をしていたら、少しUPの時期がずれてしまいましたが、

このあたりにすごく群生している植物が、

上の写真の’秋麒麟草’(あきのきりんそう)

背高泡立草(せいたかあわだちそう)と、よく間違う花です。

歳時記などには、同じ花と書かれているものもありますが、

調べてみたら、秋麒麟草は別名’アワダチソウ’で、

花の形が、泡が盛り上がったように見えるからでしょうか。

最近は少なくなってきているそうですね。

でもこの辺は、すごく多いですね。

上の写真2枚は、10月22日撮影で、咲き始めの頃ですね。

これが、昨日の朝、撮影した’秋麒麟草’

いつもの牧場の近くですが、まだ咲いています。

             

下の写真は、「背の高いアワダチソウ」の意味でセイタカアワダチソウです。

花の感じが秋麒麟草に似ていますが、形が違っていて、

背丈も秋麒麟草が50センチほどなのに対して、1~3mにもなります。

こちらは、戦後、まず京阪神で急増して、線路や道路にそって全国に広がったそうです。

やっぱり、最近は群生地が少なくなってきている、らしいのですが、

この辺は、これもすごく多いですね。

皆さんの地域はいかがですか。

秋といえば、私にとってこの色なので、

結婚前、実家にいたときに、ピアノの部屋に、どーんと飾りたくなって、

大きな壷に、近くから背高泡立草を、たくさん切ってきて、

活けた事がありました。

これが大失敗!この花、かぶれるんですね!漆にかぶれたみたいになって、

大変でした!要注意です!

そんなことがあっても、この花が咲くと、私の秋が始まる気がして、

いろんなところに群生している背高泡立草を見て、うれしくなるのです。

現在の背高泡立草、もう綿毛になって、冬を待つだけになっています。

この独特の黄色、どうしても’和の色’に思えて、色辞典を調べてみました。

微妙に色合いは違いますが、黄色の種類だけでも、

向日葵色(ひまわりいろ)・山吹色(やまぶきいろ)・鬱金色(うこんいろ)・藤黄(とうおう)

まだまだあります。

蒲公英色(たんぽぽいろ)・菜の花色(なのはないろ)・金糸雀色(かなりあいろ)・

玉蜀黍色(とうもろこしいろ)・・・漢字にすると、何か綺麗ですね。

’和の色’については長くなるので、続きはまた明日!    

                                  

★★★←この星を1日1回ポチッと一押ししてください。10ポイントUP!励みになります!

こちらもどうぞ!

「ピアノと海と花との生活 Ⅱ」では、「音楽家のお墓」シリーズで、

新しく第6回 シューマン しています!

新しくUPしたときはこのマークです!

こちらもお時間があったらお寄りくださいね!

  Piano Yoshiko Official Site

  ピアノと海と花との生活 Ⅱ