和の色 1
金沢の特集をしていたら、少しUPの時期がずれてしまいましたが、
このあたりにすごく群生している植物が、
上の写真の’秋麒麟草’(あきのきりんそう)
背高泡立草(せいたかあわだちそう)と、よく間違う花です。
歳時記などには、同じ花と書かれているものもありますが、
調べてみたら、秋麒麟草は別名’アワダチソウ’で、
花の形が、泡が盛り上がったように見えるからでしょうか。
最近は少なくなってきているそうですね。
でもこの辺は、すごく多いですね。
上の写真2枚は、10月22日撮影で、咲き始めの頃ですね。
これが、昨日の朝、撮影した’秋麒麟草’
いつもの牧場の近くですが、まだ咲いています。
下の写真は、「背の高いアワダチソウ」の意味でセイタカアワダチソウです。
花の感じが秋麒麟草に似ていますが、形が違っていて、
背丈も秋麒麟草が50センチほどなのに対して、1~3mにもなります。
こちらは、戦後、まず京阪神で急増して、線路や道路にそって全国に広がったそうです。
やっぱり、最近は群生地が少なくなってきている、らしいのですが、
この辺は、これもすごく多いですね。
皆さんの地域はいかがですか。
秋といえば、私にとってこの色なので、
結婚前、実家にいたときに、ピアノの部屋に、どーんと飾りたくなって、
大きな壷に、近くから背高泡立草を、たくさん切ってきて、
活けた事がありました。
これが大失敗!この花、かぶれるんですね!漆にかぶれたみたいになって、
大変でした!要注意です!
そんなことがあっても、この花が咲くと、私の秋が始まる気がして、
いろんなところに群生している背高泡立草を見て、うれしくなるのです。
現在の背高泡立草、もう綿毛になって、冬を待つだけになっています。
この独特の黄色、どうしても’和の色’に思えて、色辞典を調べてみました。
微妙に色合いは違いますが、黄色の種類だけでも、
向日葵色(ひまわりいろ)・山吹色(やまぶきいろ)・鬱金色(うこんいろ)・藤黄(とうおう)
まだまだあります。
蒲公英色(たんぽぽいろ)・菜の花色(なのはないろ)・金糸雀色(かなりあいろ)・
玉蜀黍色(とうもろこしいろ)・・・漢字にすると、何か綺麗ですね。
’和の色’については長くなるので、続きはまた明日!
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