先週24日の土曜日、午後2時から、輪島の百寿苑で、昨年12月以来2回目のコンサートがありました
ここでは、「長い目で見て、自由にコンサートを続けてください」
というご依頼なので、
第1回目は、クリスマスコンサートとして、皆さんで楽しみ、
今回はいろいろ新しい試みもやってみました
前回は、ショパンのお話をして、「子犬のワルツ」を弾きましたが、
今回は、モーツァルトの「トルコ行進曲」
少しでも、知っている旋律があると皆さん、とてもうれしそうです
モーツアルトは、6才のとき、未来のフランス女王マリー・アントワネットの前で演奏したんですよ、
と、大礼服を着たモーツァルトの絵を見せます。
有名なモーツァルトの肖像画にも興味が集まります。
いつもの指の体操に加えて、
今回は、手首や肩の運動もやってみました。
皆さん、どんどん積極的に体が動いて、表情も生き生きとしていらっしゃいます。
私は、オーケストラが大好きなので、
この喜びを、いろいろなところで感じてもらおうと、
いつも'クラシックで遊ぼう’という時間で、お年よりも、障害者の方も、子供も、赤ちゃんも、
みんなで、楽しく遊んでもらっています。
前回ちょっとだけした、ビゼーの「カルメン」の闘牛士、
今回は、何度か手で、シンバルをたたく練習をし、
そのあと全員にすずとカスタネットをもっていただいて、実際に合わせてみました。
オケの音も皆さん、ホントに楽しそう
鈴も、腕をまっすぐ伸ばして、大きくまわしてもらって、すごくいい音になりました
すごい!すごい
私が、いろんなところでやっているのが、’セラピーコンサート’というのだと思いますが、
いつも思うのは、皆さん、本当に積極的で、心から音楽を楽しみたいとおもっていらっしゃること。
アップテンポの曲も、お年よりは大好きだし、
逆に大人っぽい曲は、子供たちも好き、ということもあります
この両端にもたくさんいらっしゃるので、前回と同じくらいの人数かな?
キーボードでは弾く曲が限られてきますが、
ファリャの「火祭りの踊り」は弾いてみました。
シーンと集中してきいてくださいます。
ラテンの曲もいっしょに楽器で合わせ、「赤とんぼ」「ふるさと」を全員で合唱
体を動かし、歌を歌い、リズム楽器で合わせ、ホントに皆さん、目が輝いています。
いつも、この百寿苑では、皆さんホールに集まって、いっしょに何かをすることが多いらしいですが、
職員の方のお話だと、寝ている方も多いそうです。が、
前回も今回も、このコンサートの後には、
皆さん、状態が変わって、いろいろ職員の方に質問までされるそうです。
職員の方々にとっても、私にとっても本当にうれしいことです
また新しくどんどん拡がっていけるよう、楽しみにしています
司会も準備もしてくださった干場さん、写真もたくさん撮っていただいた坂本さん、
職員の方々、本当にありがとうございました。
おととい、金沢医科大学、音楽療法研究会の東野さんからお電話があり、
11月に金沢脳神経外科病院でのコンサートが決まりました。
前からお話があったのですが、
病院が新しくなったとのことで、その新プロジェクトです。
この日は、小学校からの幼なじみ、けいこちゃんが、ききにきてくれました
20年以上?ぶりに会って、控え室で、もううれしくって大騒ぎだったけど、
時間はそのままで、小学校のときのままの2人がいました。
彼女は、輪島で’花屋 卯さぎ’というホントに素敵なお店を経営していて、
偶然、この日のヴァイオレットの衣装と同じ!(お花はドレスの模様とオナジダ!)
素敵な素敵な贈り物をしてくれました
私のカメラが調子がわるく、携帯で撮るので、本当のいい色がでないよ~
けいこちゃんんのブーケは、毎日元気をくれます
私の原点の輪島で、
大切な友達に囲まれて、
百寿苑の皆さんと、
幸せな時間でした・・・
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