「日本人ほど、虫好きな国民はいない。
スーパーやデパートでも普通に虫が売られていて、西洋人には信じられない」
海外の人々は、そういうそうです。
確かに、最近は、売っている昆虫は当たり前、「ムシキング」は大流行!というすごい現象ですよね。
最近出版された赤池 学さんの『昆虫力』という本によると、
日本人が虫好きになった最も大きな原因は、
小学校の’夏休み自由研究’にあるそうです。
ほとんどすべての日本人が、昆虫を採集して、観察日記をつける、という体験をもっていて、
そして今、虫に接してきた親たちが、身近で採集できなくなった虫たちを、
子供たちに買っている、といった具合です。
私も、その例にもれず、小さいときから、大の虫好き!
このあたりは、今でも、昆虫天国ですね。
小さいときもやっぱり、周り中に虫がいて、いろいろな虫を飼っていました!
赤池氏によると、昆虫は全動物の75パーセントを占める
この地球という星の、 ’多数派’で、’大成功者’だそうです!
なるほどねえ。
日本の古典文学である『枕草子』にも季節季節の虫の話が出てくるし、
芭蕉をはじめとする俳人も、虫を季語にした俳句を数多く作っています。
以前、遊歩道の記事でも触れましたが、
秋の夜、日本人は虫の声が聞こえるが、海外の人には聞こえない。
欧米人は、虫の音色を、感性脳である右脳できき、
日本人は、理性脳である左脳でもきける。
虫の音色には、癒しの効果もあって、『昆虫セラピー』という研究も始まったそうです。
『森林セラピー』の記事のときと同じですねえ。
やっぱり、疲れている人が多いのでしょうか。
うちではやっぱり娘も大の虫好き!
このカミキリムシは、庭で見つけて、娘がどうしても「飼いたい!」といって、’シロミちゃん’という名前をつけて、
しばらく水槽で飼っていたのですが、いつも上のふたのところにへばりついていて、
よっぱど外に出たいんだわ、とかわいそうになり、2人でまた庭に放してあげたら、
時々こうやって出てきてくれるのです!かわいい!
うちの庭に住み着いているんですね!
今年の夏は、カブトムシのオスとメスを1匹ずつ、ペットショップで求めて、
娘は、素敵なマンション といって住みかをつくり、飼っていたのですが、
最近のカブトムシって、スイカとかあげたらお腹こわすんですってね!驚きです。
’昆虫ゼリー’しかあげてはいけない といわれ、
やっぱり弱くて、しばらくして2匹ともかわいそうに死んでしまいました。
でも、このブログのコメンテーターでもあるtakaeさんの息子さんの柊登君が、
近くの林で見つけたカブトムシの幼虫を、もってきてくれました!
わー、小さいとき、やっぱり近くで見つけたカブトムシ飼ってましたが、幼虫は初めて!
柊登君のおうちでは、毎年、近くの森にお父さんとカブトムシを探しに行って、
たくさんのカブトムシを、上手に飼って、
2世や3世まで育てるそうです!
自然の中で生まれたカブトムシはすごく強いそうです。
幼虫は見る見る大きくなって、成長を続けています。
来年、成虫になって、強いカブトムシになったらうれしいなあ。
娘と今から楽しみにしています!
無口で、無表情で、でもタフな虫たち。
虫の音色をきく、日本人の感性を大切にして、仲良く生活したいですね!
おかげさまで、ブログを再開して、ランキングがどんどん上がっています!
うれしいです!
更新がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
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