ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

秋の昆虫館

2006-11-01 | その他

  

     

「日本人ほど、虫好きな国民はいない。

スーパーやデパートでも普通に虫が売られていて、西洋人には信じられない」

海外の人々は、そういうそうです。

確かに、最近は、売っている昆虫は当たり前、「ムシキング」は大流行!というすごい現象ですよね。

最近出版された赤池 学さんの『昆虫力』という本によると、

日本人が虫好きになった最も大きな原因は、

小学校の’夏休み自由研究’にあるそうです。

ほとんどすべての日本人が、昆虫を採集して、観察日記をつける、という体験をもっていて、

そして今、虫に接してきた親たちが、身近で採集できなくなった虫たちを、

子供たちに買っている、といった具合です。  

                           

私も、その例にもれず、小さいときから、大の虫好き!

このあたりは、今でも、昆虫天国ですね。

小さいときもやっぱり、周り中に虫がいて、いろいろな虫を飼っていました!

赤池氏によると、昆虫は全動物の75パーセントを占める

この地球という星の、 ’多数派’で、’大成功者’だそうです!

なるほどねえ。

日本の古典文学である『枕草子』にも季節季節の虫の話が出てくるし、

芭蕉をはじめとする俳人も、虫を季語にした俳句を数多く作っています。

以前、遊歩道の記事でも触れましたが、

秋の夜、日本人は虫の声が聞こえるが、海外の人には聞こえない。

欧米人は、虫の音色を、感性脳である右脳できき、

日本人は、理性脳である左脳でもきける。

虫の音色には、癒しの効果もあって、『昆虫セラピー』という研究も始まったそうです。

『森林セラピー』の記事のときと同じですねえ。

やっぱり、疲れている人が多いのでしょうか。

うちではやっぱり娘も大の虫好き!

このカミキリムシは、庭で見つけて、娘がどうしても「飼いたい!」といって、’シロミちゃん’という名前をつけて、

しばらく水槽で飼っていたのですが、いつも上のふたのところにへばりついていて、

よっぱど外に出たいんだわ、とかわいそうになり、2人でまた庭に放してあげたら、

時々こうやって出てきてくれるのです!かわいい!

うちの庭に住み着いているんですね!

今年の夏は、カブトムシのオスとメスを1匹ずつ、ペットショップで求めて、

娘は、素敵なマンション といって住みかをつくり、飼っていたのですが、

最近のカブトムシって、スイカとかあげたらお腹こわすんですってね!驚きです。

’昆虫ゼリー’しかあげてはいけない といわれ、

やっぱり弱くて、しばらくして2匹ともかわいそうに死んでしまいました。

でも、このブログのコメンテーターでもあるtakaeさんの息子さんの柊登君が、

近くの林で見つけたカブトムシの幼虫を、もってきてくれました!

わー、小さいとき、やっぱり近くで見つけたカブトムシ飼ってましたが、幼虫は初めて!

柊登君のおうちでは、毎年、近くの森にお父さんとカブトムシを探しに行って、

たくさんのカブトムシを、上手に飼って、

2世や3世まで育てるそうです!

自然の中で生まれたカブトムシはすごく強いそうです。

幼虫は見る見る大きくなって、成長を続けています。

来年、成虫になって、強いカブトムシになったらうれしいなあ。

娘と今から楽しみにしています!

無口で、無表情で、でもタフな虫たち。

虫の音色をきく、日本人の感性を大切にして、仲良く生活したいですね!

おかげさまで、ブログを再開して、ランキングがどんどん上がっています!

うれしいです!

更新がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

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「ピアノと海と花との生活 Ⅱ」では、「音楽家のお墓」シリーズで、

第2回 ブラームスです。

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