ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

虹を見た!

2006-11-03 | その他

   

夫の会社に、楽譜をコピーに行ったら、

窓から、海にかかる大きな大きな虹を見ました!

海の中から、綺麗に7色、まるで天国の橋のように、

雄大にその姿を見せてくれました。

                   

その虹は、確かに海の波間から立ち上っていて、

完全な姿で、私の前に現れました!

20分以上も、そのままの形で、神々しく海の中に光っていました。

私は、これまでの人生で、こんなに完璧な姿の虹を見たのが初めてで、

本番前の張り詰めた日の中で起こったので、

涙がぽろぽろこぼれて止まりませんでした。

今、この地球で生きている自分、もう亡くなってしまった大好きだった人たち。

何かそういうことまで考えてしまって、しばらく涙を止めることが出来ませんでした。

生きているといろいろな事が起こります。

自分にとって、また周りの人にとって、そして社会のいろいろな出来事・・・

どれをとっても、満足いくものがないかもしれないし、

不甲斐ないこと、多いように思います。

             

でも「いつも何か足りない」と思わず、

まず、私は、自分の周りのものに感謝することにしています。

五体満足であること、そして今生きていることに感謝します。

別に宗教があるわけではなく、まだまだ人生浅いですが、

その中で、感じて、モットーにしてきたことです。

飲み水、あたたかい日ざし、友達、家族、食べ物・・・と感謝の対象をどんどん増やすようにすると、

心豊かで人間らしく過ごせるようになります。

もちろん、腹の立つことも多いと思います。

フランスの数学者、ブレーズ・パスカルは、

「すべての人間の不幸は、部屋にひとりで静かに座っていられないことに由来している」と書いています。

私たちは、生活を騒音と活動で満たすのが当たり前になってしまっています。

ラジオの音で目覚め、テレビのニュースを見ながら着替え、

車の中では、最新の交通情報を聞き、

家に帰れば、テレビの音、電話の音とあれこれ活動をしている。

パスカルのいうとおり、たとえ短い時間でも、

1人、静かに心のうちを見つめる時間が必要です。

あと、自分にとって、生きている中で起きるすべてのことに、意味があると考えています。

いいこともあれば悪いこともありますが、すべてが教訓になります。

そう受け止めて、今の自分は何をしなければいけないか、

謙虚に受け止めて、今後の人生にプラスにしたいです。

充実した人生を送るために、機会を求めて時間をさきます。

リスクを負えば負うほど、自分は学べる。

勝利も敗北もしらず、ただ安全な岸に腰をおろしているのでななく、

自分からあえて飛び込んで、谷におりる。

谷におりたことがなければ、山の頂上の幸せは味わえない。

夫が富山で撮ってきた’天使のはしご’といわれる雲の写真です。

これから北陸では、こういう景観が多くなります。

今まで起こったことすべてに感謝をして、

人生をあるがままに受け入れて、最終目的に向かって旅を続けたいです。

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ピアノと海と花との生活 Ⅱ