さわさわ波が来る 日本海
サファイヤのような輝く海
空はどうして高い どうしてぼくらよりずっと高い
海のにおいがするきれいな風に乗り
鳥たちはターコイズの空を翔ける
空に響き渡る雷鳴をきこう
海の水がぶつかり合う音をきこう
風に揺れる木々の声をきこう
白く美しき光と波は、いのちの記憶
すべてはおなじ みんなおなじ
これは、来年1月15日に行われる'内灘町制50周年記念式典’で、
町内の小学5年生と公募した一般コーラスの方々がうたう町民愛唱歌。
町内5小学校の児童全員が、
内灘の自然、未来などテーマにアンケート形式でそれぞれ書き、
そのちりばめられた言葉を、
ニューヨークと東京で活動するシンガー・作詞家のエイミー・カワウチさんがまとめ、
内灘町出身、東京在住の作編曲家、喜多形寛丈さんが、作曲した曲。
これは、清湖小学校の曲です。
町会議員の水口さんから連絡を受け、
清湖小学校へかけつけたのが、10月末。
そこで、すばらしい喜多形さんと、この曲との出会いがありました。
喜多形さんは、NYブロードウェイで初演された日本オリジナルミュージカル「TALK LIKE SINGING」で
話題の三谷幸喜監督、スマップの慎吾君が主演の音楽を担当し、
ブロードウェイの舞台でもピアノを弾いたり、
劇団四季、石川のねんりんピックなど、数々の仕事をしてこられた方。
地元内灘の、親善大使になりたい!というくらい内灘を愛し、
(最近石川県の観光特使になられたそうですが)
子供たちの指導にも、全身全霊で取り組んでいらっしゃいました。
あっという間に、意気投合し、
数日後、11月23日に開かれる内灘砂丘フェスティバルで、OEKの曲を、
ピアノが入った曲にしたいと依頼を受けました。
こうして私は、突然、はじめてOEKのメンバーとして、
内灘の大きなフェスティバルに出演することになったのです
日本海美し
内灘の砂丘 美し
波の音 聞きて
生きる人の 心美し
井上靖さんが、内灘を詠んだこの言葉に、喜多形さんが作曲した、
煌めくようなオーケストラ曲「日本海美し・・・」と
いつも、お昼に町内に流れるお馴染みのマーチ、
壮大な編曲で、ピアノが光と波のように流れる変貌した「内灘町歌」 の2曲でした。
送られてくる楽譜を待って、
超短期間で仕上げる、
初めてのオケ合わせ、何もかも初めての経験でした。
指揮は新田ユリ先生。
喜多形さんの学生時代から、喜多形さんの自作曲を何度も振っていらっしゃったという間柄。
写真は、左から、町歌を歌われた下村さん、エイミー、新田先生、喜多形さん。
新田先生は、慣れない私に、本当に熱心にご指導してくださり、
この写真も本番後の夜にすぐに送ってくださいました。
ニューヨーク・トロント・東京でシンガー、ダンサー、俳優、ソングライターとして大活躍の
エイミーとの出会いも衝撃でした。
この数日間、本当に充実したかけがえのない時間を過ごし、
私の音楽人生に、大きな意味を与えてくださったことに、
心から感謝します。
1月15日の50周年式典では、
私もピアノを弾くことになり、
18日には、町民ホールでの花の会のコンサートに、
喜多形さんとエイミーに、私も加わることがすぐきまりました
~つながる未来を星に祈る~
本当にそんな数日間でした
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