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若造経営者のブログです。
ほぼ自動車(外車)とワインの話が中心です。
たまに仕事の話とサッカー話を書きます。

第三回 ワインスクールに行ってきました。

2007年12月04日 | ワイン
久しぶりのワインスクールネタ更新です。
今回は「ラベルの奥に隠されているワインのスタイル」と言うことですが、ワインスクールの内容を全部書くとすごーーーい時間になるので簡単な事だけ書きます。
さらに勉強したい方はWSETのワインスクールに行ってくださいね。

え~まずですが、今回はフランスワインに特にボルドー地方に限った話を中心にさせてもらいます。
フランスワインのラベル(エチケット)には必ず名前が入ってますよね。
それは産地名・葡萄・大規模ブラン名・生産者名であったりします。
ヨーロッパでは生産地域がワイン名として使われることが多く、逆にヨーロッパ以外の国ではブドウの品種がワインの名前に使われることが多いです。

次にラベルには必ずヴィンテージ(収穫年)が記載されています。
これによって同じ銘柄のワインでも品質が大きく違ったりするのは皆さんご存知ですが、しかし例外もあります。
それはシャンパンです。
シャンパンのラベルにはヴィンテージの明記がないものが多くをしめたりします。
大好きな方も多いモエ・エ・シャンドンなんかもそうですよね?
(ヴィンテージの書いてある高級モエもありますけど)

次は品質分類です。
欧州連合(以下EU)ワイン法による分類があります。
①指定地域産上質ワイン
②テーブルワイン
と大まか①②に分かれます。

フランスで例にすると以下のようになります。
①のワインをAppellation'd Origine Controlee(AOC)と呼びます。
(日本語読みでアペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ。)
このAOCのワインには生産地域・品種・アルコール度数がラベルに明記されています。
②は二種類あります。
一つ目は地酒でVin de Pays(ヴァン・ドゥ・ペイ)と言います。
二つ目は手頃な日常消費ワインでVin de Table(ヴァン・ドゥ・ターブル)と言います。

①についてさらに詳しく説明します。
わかりやすく例をボルドーに限りますが、ボルドーのラベルに以下のような表記があります。

APPELLTTION BORDEAUX CONTROLEE

これはボルドー地方で生産した上質ワインであることを示します。
またこの表記のボルドー(BORDEAUX)に当たる部分が、地区(オー・メドック)になればさらにランク上のワインであり、村名(マルゴー)なら相当貴重なワインであることを示します。

今回の内容には関係ありませんが、ボルドーにはさらにメドック(地区)の格付けがあります。1855年から格付けされたものですが、第1級から第5級まであります。
それらを覚えるともっと楽しいかもしれませんね。

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