マザーヒーリング Moon Serenade

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久々インナーチャイルドの癒し

2008年01月26日 | セラピー
レイキセカンドのセミナーで、インナーチャイルドセラピーをやっていて
なんとなく自分にも久々にやってみようかなって思った。
セミナー終了後、リラックスして、自分に催眠誘導をして。
そしたら時節にぴったりの光景が!

私が4~5歳くらいの頃、母と弟と吹雪の中で立ち往生しているシーン。
私は福島の会津の出身なんです~。
弟はまだ小さかったので、母の背中におんぶされていた。
引っ越して間もないころで、まだお風呂が家に入っていなくて
冬なのに歩いて10~15分くらいのお風呂屋さんに行っていた。
(年代が古いもんで~)

建物が切れて風がマトモに当たる場所で
雪と強風のために前に進めなくなっていた。
母は弟をおんぶして、幼い私の手を引いて
お風呂の道具や3人分の着替えを持って
どんなにか大変だっただろう。

この光景は大きくなってからも
大人になってからも時々思い出すシーンだった。
でも、今回はもっと深いところに気付いた。

父は私の幼い時のシーンにあまり出てこない。
いつも母と一緒。
というか母は一人で子供たちを育てていた。
父は人のお世話が大好きな人で、多分ボランティア的な活動をしていたし
飲み会も多かったと思う。
私が寝た時に帰って来ていたのだと思う。
だから、こんな大変な時にお風呂に行く時も
母は一人で子供二人を連れて行かなければならなかった。

私は幼かったけれど、この時に母の大変さを感じていたのだと思う。
共感していたのだ。
そしてもしかしたら幼いながらに
母の支えになろうとしていたのかもしれない。
ここに気づいた時に、ツーっと涙が幾筋か流れた。

幼い頃の私は、幼稚園や学校から帰って来てから
ずっと母の側で母の話を聞いていた。
時に近所の人や姑、小姑、父のグチ話もあったので
大きくなってからその時のことを恨んだこともあった。
母が私にカウンセラー役を強要した・・くらいに。
でも違った。
私は私の意思で母を支えようとしたのだ。
それに気付いてハッとした。
そうだったのか。

そういう母の子育てを見ていたから
私も一番大変な時期を孤独に過ごした。
一人で育児に格闘した。
夫は忙しく、長期出張。
そういう状況も私の潜在意識が引き寄せたのかもしれない。

その時の母は多分28歳くらいだったのか。
若いのに大変だったろうし、よく頑張って育ててくれたな
って思ったら、また涙が流れてきた。

私が大人になって、親元を離れて、たまに帰省した時に
多分母は私に甘えていたのだと思うが
他所の娘さんと比べて私に思いやりがないと、よくなじることがあった。
そういう母にものすごく反発したこともあった。
数年前に、そんな母にガツン!と言ったこともあった。
そのことはそのことで必要な流れだったのだけれど
母は母で私を大切に一生懸命育ててくれたことを
深く実感できた時に、またありがたくて涙が溢れた。

お母さんありがとう、と何度も呟いた。

久しぶりにやってみて感じた。
以前あんなに繰り返しやったインナーチャイルドの癒しだったのに
今になってやって、更に深いところに気付くことができた。
こういうセラピーって終わりがないなぁ。

深い癒しを体験できて、とても満足している。
これを打ちながらも何度も泣いてしまった。
母を心底から許せた瞬間だった。
今すぐにでも飛んでいって、優しくしてあげたいと思った。