あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

センチメンタルバァバの攻略

2007年02月27日 | 日記
週末、スタジオマリオでフェアをやっていると言うので、実家に遊びに行きがてら、初節句の写真を早々と撮ってしまおうというこんたんで出掛けた。

数日前からのんたんの「ママンがいないと泣く」現象はここで明らかになる。
以後「センチメンタルのんたん」と名づける。

頼んでおいた「モモタロウ」の衣装に身を包み、大きな兜の前で記念写真を・・・と思ったら、のんたん様、私の膝の上から離れない。手はしっかり洋服にしがみついている。まるでオラウータン親子。

お姉さんたちがすごくすごく頑張ってくれているのに45分間で撮れた写真は3枚。しかもいずれも切なそうな顔。
結局、今回は見送ることに。

子供の成長って予測がつかないから、昨日まで誰にでも抱っこされていたのに、今日はママンじゃなくっちゃイヤ!って言うことになっている。

 ***

その後、実家でお泊り。

センチメンタルのんたんは場所の違いにもすごーく敏感。のんたんに「のんたんが生まれてから1ヶ月過ごしたお家だよ」と言っても「しらん」の一点張り。

月イチで会っているマサコバァバも「誰じゃ」状態。
マサコさんも切ない。センチメンタルは連鎖するのである。

結局私の膝から離れることなく、洋服はしっかり握ったまんま。
トイレに行くのすら号泣。

マサコさん「一度ご飯を食べさせたら慣れるわよ」と。
これが今回のキーワードである。

 ***

翌朝8時に目覚めたのんたん。起きたらおっぱいを飲んで、11時ごろに昼食、14時ごろにおやつと保育園でのスケジュールに私もなるべく合わせるようにしている。

マサコさんに「11時にご飯だからねー」と言っているのに、のんたんの大好きなセサミストリートの時間(9時)に無理やりコーンスープのパン粥をあげようとする。

今はおっぱいも飲んでゆっくりセサミストリートを見る時間だって言っているのに・・・(一応ご飯を食べさせるときは気が錯乱するのでテレビを見せないことになっているのでスイッチオフ)

マサコさん「せっかく毎週見ているなら見せてあげればいいのに」(私もそうしてやりたいよ。でも君が無理やりご飯を作ってくるからさ・・・)

コーンが大好きなのんたんが3口食べたら、もういらない・・・と言う顔。(プイっと顔をそらす)
マサコさん「なんで?なんで?」と言っている。

「やっぱりまだ乗り気じゃないんだよ」と私も悲しそうなマサコさんを慰める。

その後そのパン粥の味をみたマサコさん「しょっぱい。これじゃのんたんじゃなくても食べないわ」って!!!
誰が作ったんじゃー!

その後からもマサコさん何かにつけてのんたんに食べ物を促す。

結局11時にもう一度離乳食にトライ。

買物に行っても「赤ちゃんせんべい」を買って食べさせる。

サンマルクカフェでは私が用意した麦茶とかぼちゃぼーろを無視して、アイスティとクロワッサンのはし切れを食べさせる・・・(クロワッサンってすごくカロリー高いような・・・)

 ***

一度ご飯を食べさせて、のんたんと仲良くなりたい気持ちはすごく分かる。

私もマサコさんがのんたんにすることは静観していようという気持ちがすごくある。

のんたんが皆が食べているのをみて「うまそー」と言って奪おうとして食べるのならまだしも、今からそんなに味付けの濃い、高カロリーなものをあげなくてもよいのではないか?0歳児にしてメタボラーになってしまう。

わが親ながらハラハラドキドキ、ちょっぴり憤慨であった。

センチメンタルのんたんにも手こずるが、センチメンタルバァバの攻略は私の心臓に悪い。

生後9ヶ月

2007年02月24日 | のんたんジャーナル
のんたんも生後9ヶ月となりました。
早いものです。

あいまいだった「のんたん、ハイ!」は確実に「のんたん、ハイ!」になってきました。一応呼ばれていることが分かっているようです。
でもなぜか「ハイ」ではなく「くぅぅぅ」と捨てられた子犬のような返事をします。(笑)

手をたたいて拍手をします。
「バイバイ」と言うと手を振ります。

ゴロンゴロンは得意ですが、ハイハイはしません。
座って遊ぶ方がもっと好きです。向きを変えるのだって得意です。

お風呂上りにストローで飲む練習をしていたら、この頃はとっても上手になってきました。

2本目の歯がちらっと見えてきました。

いろんなことが急に分かるようになったらしく、基本が「センチメンタル」になりました。センチメンタルのんたん。

突発性発疹のあとから、急に甘えん坊になり、とうとう先週から人見知り、場所見知りが始まりました。
保育園に行っているし、いろんなところに行くことが多いので「人見知り」や「場所見知り」はしないかなー、とタカをくくっていたのですが、そんなのんたんにもやってきました。

成長の証です。

センチメンタルのんたんはママンと離れるのがいやです。
会社に行く時間が分かってきたので、その時間帯は扉の閉まる音に敏感です。ママンの姿が見えないと号泣です。

保育園でさっきまで楽しそうに遊んでいたのに、ママンの姿が見えた瞬間、号泣でお出迎え。

寝ている間もレーダーが作動しているのか、少しでも離れようものなら鼻をヒクヒクさせ(ているような気がする)すぐに目を覚まし泣きます。

センチメンタルのんたんはママンに抱っこされると、さっきまでの号泣がうそのように泣き止みます。

パパンはママンに準じます。(笑)

よその家から自分の家に帰ってくるととても安心します。
自分の椅子がわかります。リラックスして歌まで歌っちゃいます。

離乳食は大好きです。
コーンの裏ごしやチーズといったほんのり甘いものが混ざったお粥はフンフンいいながら食べます。
のんたんのイヤイヤは「おいしい」の意味です。

たまごぼーろを口にしたら「なんだこれー!」「世界一おいしい」って顔をしていました。

でも一番好きなのは、まだまだママンのおっぱいです。
これがあるだけで安心します。

 ***

先日kaotaちゃんが7ヶ月からOKのたまごぼーろをくれました。
ハイハインという赤ちゃんせんべいを食べたことがあるのんたんですが、たまごぼーろは初めて。

食べたときの興奮と言ったら。

でも、ぼーろは小さくて、のんたんは指先がうまく使えないので、自分で食べたくてもハイハインのようにうまくいきません。

ひとつぶつまむとのんたんの握りこぶしの中にすっかり納まってしまい食べられないのです。のんたんは握りこぶしを口に入れます。が、ぼーろは口に入らない。

指先の運動にもなるかなぁ・・・と思ってお皿の上にぼーろを3つ。
のんたんは何度も失敗してやっとで食べることができました。

すごーい!と喜ぶと満足気。

そのうちお皿にぼーろを乗せたまま器用に口へ運ぶ。
知恵までつきました。

ぼーろってすごいわぁ。

不憫でならない。

2007年02月23日 | 日記
ウチの社長は北海道生まれで、学生の頃ラジオで「東京ではピザと言うものが流行っている」と聞いて、いろんな想像をしていたのだそうな。

ピザっていうの食ってみてぇなぁ・・・。

初めて上京したときに本物の「ピザ」を見て想像と全然違っていてびっくりしたのだとか。

 ***

だんなの人はほぼ午前様なので、テレビを見る時間がない。
少し前に「ねぇ、”欧米かよっ”って知ってる?」と言うので「あぁ、タカアンドトシのネタね」と答える。そうすると「どういうネタなの?」「会社で聞いてもみんな”面白いよね”と言うだけでどう面白いか答えてくれないんだ」と言う。

私も実のところ2回くらいしか見たことがなくて、でも、まぁ、この頃のお笑いブームの中では面白いネタだなぁ・・・と言う感想だったし、だんなの人にも「結構ちゃんとしていて面白かったよ」とは言ってあげられるけど、どんなネタかは実例では教えてあげられなかった。

お笑い芸人のネタを面白く教えるのはそりゃテクニックが必要だろ。
できたら私もタカアンドアキだよ。

そうなってくるとだんなの人の想像はふくらむらしく、何かにつけて「こういうときに”欧米かっ!”ってツッこむの?」と聞いてくる。

なんだかだんなの人が不憫に思えてきた。

そのうち、だんなの人は「きっとそんなネタなんかないんだ」「皆でボクをかついでるんだ」とかまで言う始末。
そんな姿を見ているとますますだんなの人が不憫に。

一度でいいからタカアンドトシの「欧米かっ」のネタを見せてあげたいのぅ。

 *

巷では「ハケンの品格」なるドラマがおもしろいと評判。
私も見てみたいのだが、リアルタイムで見ることは困難なのでHDD予約すればよいのだが、その日にHDD予約を忘れてしまうと結局見ずじまい。

ウチの会社でハケンの品格を見ている人たちが
「それが、なにか?」(ドラマ内で出てくるセリフらしい)とか言って笑っているのを見ていると。

「えっ!それって、何か契約外の仕事を頼まれたときに言うキメ台詞なの???ねぇ、どうなの?どうなの?どんなときに言うの」と言っている私。

あれ?私も不憫な人?

誰か、再放送が決まったら教えてください。

米喰う女房

2007年02月22日 | 日記
昔々あるところに美しく気立てもよくそしてよく働く女房がおったそうな。
さらにその女房、なんと米を食わないのだからそりゃ大助かり。
だんなはさぞかしその女房をかわいがったのだそうだ。

しかし、そんなに食べないで働けるものかとある日だんなは出掛けたふりをして屋根裏へこっそり隠れてみることに。

なんと、その女房、頭の後ろにもう一つ大きな口を持っていて、髪をたくし上げたかと思うと、生米をざぁざぁとその口に流し込んでいる。

ひぃぃぃっ!妖怪めぇぇぇ!

-----日本むかし話『米喰わぬ女房』より。

 ***

水曜日はお弁当がない日。昨日は久しぶりに外食をしてしまいましたよ。
牛タンのお店♪

そこでご飯をお替りしました。

この頃、ほんと、お腹がよく空く。お弁当を食べたのにきっちり午後3時には腹ペコ状態。おやつを用意しなくっちゃ。
のんたんを迎えに行って耳鼻科へ寄って、家に帰っても、すぐに夕食にありつけるわけじゃないから、この3時のおやつはとっても大事なのね。

でも、昨日はお替りしたせいもあって夜までお腹が空かない!!!
おぉぉ、お昼ごはんをたらふく食べるとおやつもいらないのね。なんて経済的。でも、お弁当ってお弁当箱の容量もあるし、第一、女子なのにドカ弁ってどうよ。恥ずかしいじゃない。

 ***

中学校の頃に母親(マサコ)と喧嘩をして、クラスメイトのヒトミに「家出したいの!」と言うと「じゃあウチにおいでよ~」と言うので二つ返事で家出することに。

ヒトミんちは農家で、そこで出されたご飯のおいしかったこと!!!
(おばさんには「今日は母と喧嘩したので家出をしてきました。お世話になりたいです」と挨拶をした)
「米、うまー!」
と改めて思った十五の夜だった。なぜ、農家の米はこんなにおいしい?
(その後、ちゃっかりお風呂もいただきヒトミと遊んでいたところ、母親の迎えが来たので帰ることになったのだが)

この(今で言う)ぷち家出は私の米人生に大きな衝撃を与えたことは間違いない。

 ***

結婚が決まって、結婚式を挙げるまでにちょっと痩せておきたいなぁ・・・と思って、家から会社までの道のりを自転車で往復することを思いついた。片道約45分。(15㎞くらいあったのかな?)
自転車に乗って帰ってきてからのご飯のおいしかったこと。
「うっほ、米うまー!」

結局、結婚式のときは今考えると太っていたと思う。
ダメじゃん。

 ***

そんなわけで、昨日の牛タンやさん、とろろご飯のご飯を「麦飯」か「五穀米」から選べると言う。
とろろご飯と言ったら「麦飯」でしょー!
「とろろご飯、うまー!」

お替り自由・・・

「五穀米はそれだけでうまー!」

でもやっぱりとろろご飯は「麦飯」ですよ。「五穀米」は蛇足な感じ。(きっちり食べといて言うことだけは言う)

 *
 
そんなんで私は妖怪などではなく普通に「米喰う女房」。

みんな、耳鼻科をめざそうよ!

2007年02月21日 | 日記
耳鼻科の話をしていたら、kaotaちゃんも長男タクミ君のときは私と同じように毎日通っていたらしい。しかも暖かくなるまでずっと・・・。
その話を聞いて私だけじゃないのね、日本全国のママンたちがそうやって子供を育てているのね、と思いました。

それにしても耳鼻科の絶対数が少ないと思う。
私が通っている耳鼻科の先生は「小児科よりまず耳鼻科」って言うくらいなんだからもっともっと耳鼻科の母数を増やしてもいいんじゃないかって思うのよ。
こんなに花粉症の人も多いんだし。

kaotaちゃんちの近所にある、花粉症治療で有名な耳鼻科は、通常の往診でも朝10時に行って、帰ってきたのは夜の10時だったらしい。

まじですか。

だんなさんに出勤前に並んでもらって、バトンタッチしてさらに並んで頑張っても午後2時とか。
さらには「今から名前を入れますと診察が午前2時ごろになると思われますがよろしいですか?」と言う恐ろしい会話を聞いたこともあるという・・・。

私の2時間待った・・・なんていうのはまだかわいいもんらしい。
でも0歳児にそこまでの忍耐を強いてまでする診察って一体なんだろう?って思う。

世の中バランスが間違っていると思うことがよくある。

なんか、歯医者って多くない?
歯医者を目指す人が耳鼻科を目指してくれてどんどん開業してくれればいいんじゃない?

この頃、商業空地があると「整体院(マッサージ、カイロプラクティックも含む)」が入ることが多い。気がつくと町は整体院ばかりだ。
もうちょっと頑張って耳鼻科になろうぜ。

そんなわけで私が今欲しいのは「耳鼻科」。

そして贅沢を言うなら「大人の隠れ家的耳鼻科」。
知る人ぞ知る、名病院。(ありえなーい(笑))
むふふ。でも、ほっしー。

もう、桜が咲いていました。

2007年02月18日 | 日記
土曜日
耳鼻科を終えた後、先日保育園のジュンコ先生が「今日お散歩に行ったら、桜が咲いていたよ」と教えてくれたので、見に行ってみることにしました。「えっ!?桜?またまたぁー」なんて半信半疑で。

川沿いの土手はこの数年でとてもきれいに整備されて、子供たちが遊ぶのにも、ジョギングを楽しむのにもとても環境のいいところになっています。
桜並木を作ろうとやはりこの数年で植樹もされていて、その一部が咲いていました。

まだ2月だって言うのになぁ・・・。

12時のチャイムが街中に響いたので、そろそろだんなの人も起きる頃かと帰宅。
家にたどり着くと、だんなの人は11時ごろに目が覚めたらしく、家の中を整理整頓していました。しかも普段やらないところをやっていてびっくり。なんだなんだなんだ。

私は適当な性格なので家事の殆どがまさに「テキトー」なのですが、だんなの人は一つ一つが丁寧です。まぁ、やる気になるかどうかは別として。

結局17時過ぎまで家の掃除。

早めに夕ご飯にしてゆったりと過ごす休日。いいねぇ。

 ***

日曜日。
久しぶりに大学の友達が我が家へやってきてくれました。

mikimimi家3名、kaota家4名、sachimama家4名、bunbunちゃん、そして我が家3名。大人9名、こども6名、総勢15名。初めて全員揃いました。
2月だから、誰かしら風邪をひいていて不参加も辞さないなぁと思っていたのですが、運よく(?)みんな病みあけで元気があるサイクルでした。

なぜか我が家のだんなの人はちびっ子に人気があり、こどもたちが周りに集まっておりました。しかもkaotaちゃんちの長男タクミ君には「お兄さん」と呼ばれていました。
タクミ君に「お兄さんとおじさんの違い」を聞いたら「声」と言っていました。ふぅん。こどもなりの基準があるようで本当はもっと詳しく聞いてみたかったような。
まぁ、考えてみたらだんなの人が大人の中では最年少なので「お兄さん」はあっているのかもな。

こどもたちと絵を描いているだんなの人の姿を見ているとなんだか「森で絵を描いていると、肩には小鳥がとまり、周りにはうさぎやリスが集まってきている」おとぎの世界が見えてくるまでに。そこだけ澄んだ空気が流れているようでしたよ。

sachimamaちゃんちの長女のモモちゃんは大人しくて、最初こそママから離れなかったのですが、絵を描き始めると引き寄せられるように見ていて自然と仲間に加わって楽しんでいたようです。帰り道は今日が楽しかったようでウキウキだったと聞いて本当に嬉しかった!

mikimimiちゃんちのHINAちゃんは本当に天才肌なんだと思う。すごく自分の世界があって感心しました。

「夫婦のあり方」なんぞを酒の肴にして時間はあっという間にすぎ・・・。
さて、誰が一番怖い奥さんなんでしょう。
帰り道しきりに謝っていただんなさんが1人いた模様です。(笑)

いろんな夫婦のスタイルも垣間見られて面白かった会でした。

むずかしいことをやさしく

2007年02月16日 | 日記
今朝、電車の中吊り広告を見ていたらこんなことが書いてありました。

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むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに
       書くこと

井上ひさし
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高校のときに新聞部に所属していたのですが、「むずかしいことをやさしく」書くことができることが真の頭の良さだと思っていました。
難しいことを難しい言葉で並べ立てると一見頭が良さそうですが、それは「虎の衣を狩る狐」と同じように見えるのです。言葉の難しさで自分を大きく見せようとしているような。

反面、むずかしいことをやさしく話すことができる人は大きな人だと思いました。それは深く理解しているからなせる技であり、頭の良さ+他人に対する配慮までも含むようになるので「大きな人」だと思ったのです。

そうは言っても当時の私は土台となる「難しい」ことすらよく分かっていなかったので、いつか「むずかしいことをやさしく」表現できる、そんな大人になりたいなぁ・・・と思っていたんです。
今でも難しいことは難しいままでなかなか優しく解明できないのが切ないですが(笑)。

そして、この井上ひさしさんの中吊り広告に出会いました。

「むずかしいことをやさしく」のあとにも続きがあったのです。

 *

普段、だんなの人が「他の人から見たらなんでもないことなんだけれど、自分にとってはそれがとても面白くて、そしてその”なんでもないこと”をとことん楽しんで追求する人になりたい(のんたんにもそうなって欲しい)」と言っているんですが、井上ひさしさんの言葉の最後「ゆかいなことをまじめに」がそれに当たるなぁ・・・と思いました。

私の考えと、だんなの人の考えがつながっているのがとてもいいなぁと思った朝でした。

24人のフジサキさん

2007年02月15日 | 日記
皆さんにもご心配をおかけしましたが、のんたんもすっかり元気になりました。
まだ、鼻水が続くのでしばらくは耳鼻科に通わなくてはなりません。

火曜日、2連休後の耳鼻科はすごいことになっていました。(おまけに翌日の水曜日は休診日だからさらにおいうち)17時半に先に診察券を出して(遠回りなんだよ)保育園に迎えに行ったというのに、それでも2時間待ち。
家にたどり着いたのは20時過ぎ。

のんたん、いつも20時には寝るから、もうウトウトしながらご飯食べていましたよ。

昨日は病院もないし、保育園から帰ったら2人でリラックスーなんて考えていたら、すごい強風で京葉線が運転中止し、私が使っている武蔵野線も西船橋-海浜幕張館の折り返し運転。しかも電車は1台しか動いていない模様・・・。
結局1時間遅れで保育園到着。
「待つ」忍耐力が要求されているこの頃です。

 ***

午前中、他社さんと新しく立ち上げるサイトの打合せをしたんですが、その担当のフジサキさんは「あれ?これって前回打合せしたのにどうして忘れちゃってるの?」って言うくらい記憶がすっぽりぬけていることがある。

また最初から説明している私・・・。

もしかしてフジサキさんは多重人格者で今話しているフジサキさんは前回の打合せには参加していないもう一人のフジサキさんなのでは?と本気で疑ってしまった。まるであの『24人のビリー・ミリガン』である。

あ、あのぅぅぅ、前回話したフジサキさんを出して欲しいのですが。

幸いにも今回の打合せは、前回のフジサキさんが来てくれたようでちょっと安心した。次回も同じフジサキさんでお願い致します。

いのちのはんぶん

2007年02月14日 | 日記
のんたんが熱性けいれんを起こしたときに(その時は「熱性けいれん」なんて知らなかった)、体が硬直して動かなくなって唇がガクガクしてどんどん紫色になっていったので
「もうこの子はだめなのかもしれない、どうしようどうしよう。神様お願いします。私の命の半分をあげるから、どうかのんたんを助けてください」って唱えてたの。

なんでとっさに思ったのに「命の半分なんだ」だったんだろうってあとで考えてみた。

のんたんが産れることが分かったときに、急に帝王切開になって、その時も私はとてもパニックだったの。
そんなに難しい手術じゃないし、よくあることなんだと思うんだけど、すごく怖かったのね。
もうここまで来たんだから「神様、何かあったときは私の命はどうでもいいからのんたんを助けてあげてください」って思ったの。

でも、実際に産れてみたら
「当分死ねないなぁ」って思った。のんたんを守ってあげなきゃなぁ、こんなにかわいいんだものずっとずっと見ていたいなぁ、って思ったの。

だからなのか、
あげるのが私の命の半分になってしまった。
のんたんの成長を見たいからって、半分しかあげないなんてママンはけちんぼになったね。(笑)

清々しいとはこのこと。

2007年02月13日 | 日記
日曜日の夜からだんなの人の両親が遊びに来てくれました。クリスマスにのんたんにプレゼントを買いたいと言ってやって来てくれたのに、私がノロウィルスにかかっていたので追い返してしまって以来の来訪です。

今回ものんたんの体調不良と重なりそうでしたが、台風一過と同じで、治ってきたのんたんは今が一番体調がいいのかもしれない。いい機会だったな、と。

日曜日の夜は皆で家でご飯を食べて、のんたんも珍しく22時まで起きていました。皆にちやほやされて嬉しそうでした。(まだ本調子ではなかったけれどね)

他の人ののんたんへの接し方を見ていると本当に勉強になる。私の遊び方だけじゃやっぱり足りないところがたくさんあるもんね。

 ***

月曜日はだんなの人は仕事だったので見送った後、4人で錦糸町のオリナスモールへ出かけました。ベビーザらスもあるし、ロイスクレヨンもあるから私が希望を出しました。

ベビーザらスで紙おむつや粉ミルクなど生活必需品も買ってもらっちゃいました。本当にありがたいです。(重たいから車で運んでもらえるだけでも嬉しいし)

のんたんにおもちゃを買ってあげたいというので一緒に見て(大きなものを買ってもらうとちと困るのもあるし・・・)、そのあと洋服も買ってあげたいというので、そこは30分ほど解散して私は私でロイスへ行って来ましたー!

久しぶりに1人の時間です。
お金もないって言うのにスカート買っちゃいました。
なんかね、こういうときは必要なのだよ、と自分に言い訳をして。

一つ山を乗り越えたような清々しい気分で買物をしちゃいました。

 ***

セブンイレブンで見かけた期間限定「HAPPYプッチンプリン」。「BIGプッチンプリン」の2倍はあると思う。
びっくりするよ。

CAROTA mini

2007年02月13日 | 買い物
週末、注文していたのんたんのローチェアが届きました。

やっと元気を取り戻した月曜日の夜、早速座らせてご飯を食べさせてみました。
おぉぉぉ~!なんだかとっても板についている。(なんかすごくエラソーに座るんだよね)

ベビーガードも着いているのでご飯があげやすい。(今までがなんだったんだ!って感じで)
なんと言ってもかわいい。トリップトラップチェア同様、のんたんのお気に入りのイスになるといいな。

乳幼児の高熱が出たときの対処。

2007年02月13日 | 日記
0歳以下の赤ちゃんがけいれんを起こしたときは病院にかかった方が良いとありました。

救急車を呼んでいるときに「到着までに何かできることはないですか?」と聞いたら、濡れタオルで首の後ろと足の裏を冷やすように言われました。

病院に着いて状況説明をするときに「どんな風にけいれんを起こしましたか?」と聞かれたのですが、これはけいれんが左右対称か目がどっちを向いていたか?と言うことを聞いているようです。

熱性けいれんの場合、左右対称に四肢が動くとのことです。
もし片方だけけいれんをしていたら、それは脳に何か障害があることによるけいれんかもしれないので、周りにいる人はきちんとその様子を覚えていなくてはならないです。

熱性けいれんだった場合そのほとんどが5~10分でおさまるとのことでした。このようなけいれんは一生に1回起こすか起こさないかで、2回、3回起こす子供はまれだと言われました。

また、高度の熱ですが、解熱剤を使って下げると言うことは最近の医療ではしないようです。体にも負担がかかるし、解熱剤の効力が切れると熱がまた跳ね上がるからだそうです。

赤ちゃんは体の中心から四肢に向かって熱くなるので、手足が熱くなったらそれ以上は熱が上がらないので、氷嚢を使って熱を下げます。
氷3つと少量の水を入れた氷嚢をつくりガーゼでくるみます。赤ちゃんは寒そうに見えても肌着一枚にします。氷嚢はわきの下と足の付け根に一つずつくっつけて冷やします。
氷がとけたらまた氷嚢と作って冷やします。熱が逃げるまでこれを繰り返します。

手足が冷えてきたら、着替えさせて、タオルケットのような薄手の上掛けを1枚はらりとかけます。赤ちゃんが暑くて蹴飛ばすようであれば、それはそれでかまわないとのことです。

これを熱が下がるまでくりかえします。

また、水分を十分に与えていないと今度は脱水症状になります。
水分と言っても水やお茶では脱水症状を助長することになるそうです。水分+塩分+糖分が入っている飲物を与えなくてはなりません。

目が落ち窪んできたり、泣いても涙がでなかったり、排泄がうまくできなくなったら脱水症状なのですぐに病院に連れて行き点滴を受けることが必要です。

初めての高熱でかなりアタフタしました。
知っているのと知らないのでは全然違うのでここに書いておきます。

40℃の熱と熱性けいれん

2007年02月10日 | のんたんジャーナル
火曜日からの4日間はまさに悪夢だった。

火曜日の朝、いつものように会社に行く支度を終えて、のんたんを起こすと体が熱い・・・。ありゃ、熱か。

会社と保育園にお休みを告げて、小児科に行くことにした。
前日まで毎日通っていた耳鼻科に行っても良かったのだけれど、こう毎日診てもらっているのに発熱と言うのは、もしかしたら耳鼻とは関係ない発熱かもしれないと思ったからである。

小児科に行くと、「○○ウィルスが流行っているから、今日よりも明日の方がぜーぜーするようであれば、総合病院に行って気管支炎の疑いがないか調べてもらった方がいいかもしれない」と言う。
今日ならいつも黄疸の検診にあたってくれている先生がいるので「今日、この後行きます」と言うと診断書を書いてくれた。

総合病院でレントゲン撮影をしてもらった。(かっこいいレントゲン技師だった)気管支炎も肺炎も大丈夫と言われ、ぜーぜーするのは鼻が詰まっているのが原因のようで、鼻の吸引をしてもらい、抗生剤といつもの薬を処方してもらう。ただ「熱は2、3日続くかもしれない」と言われた。

家に辿り着いたのは14時。

その日の夜から翌日の朝までは比較的元気だった。
今までにない39℃の大熱だったのでもう一日大事をとって休ませることにした。(先生も2、3日熱が続くかも・・・と言っていたので)

 ***

水曜日。
案の定・・・昼頃から熱がぶり返すようにグングン上がる。
何度も着替えさせては水分を飲ませる。
とにかく水分(水分・塩分・糖分入り)を口にしている間は大丈夫だと聞いていたから、水分を摂るか摂らないかで病院に行くか行かないかが分かれる。

夜になっても熱は一向に収まるところを知らない。
19時に最初の「がくっ」はやってきた。
のんたんの体がものすごく熱くなり、そのあと自分の意思とは関係なく体が「がくっ」となる。その後ものすごく痛そうな顔をして泣くのだ。

目もうつろになり、天井を右左と見ている。
私は、私には見えない何かがのんたんには見えている、悪霊でもいるんじゃないかと「悪霊退散!!!」と本気で言っていた。

のんたんも意識が朦朧としているのだが、私が隣にいないとすぐに目を覚ましてしまう。力なく、だが、はっきりと「抱っこしていて」の意思表示をしてくる。
だからずっと腕枕。腕枕をはずそうものなら、ぱちりと目を開けて「どこへいく」と言う顔をするのだ。赤ちゃんって黒目が大きいからそのホラー性の高いこと高いこと。

でも腕枕を続けていると熱が籠もる。一向に熱が下がらないのもそのせいだと思うのだけれど、どうしていいか分からない。

2回目の「がくっ」は21時。
そうなったあと、ひときわ大声で泣くのんたん。
もう、神にもすがる思いでぎゅっと抱きしめてどこにも連れて行かれないようにした。

少しすると落ち着くのかまたすぐ眠りに落ちる・・・それを数度繰り返し、その時がやってきたのである。

私もずっとのんたんを見つめていて、22時過ぎになったのでうとうとし始めた。今日はこのまま寝るのかな・・・23時半ごろ・・・うぎゃっという泣き声とともに、のんたんが、がくっ、がくっ、がくっ、がくっと4回立て続けに自分の意識とは別に硬直した。今までに見たことがない光景。
目を見るとどこか1点を見据えたまま動かない。口はパクパクしている。

小説『エンジェル・エンジェル・エンジェル』で乳幼児突然死症候群の件があるんだけれど、それを思い出してしまった。もう最悪にパニック。必死に瞳孔が開いたりしていないか何度も確認。

急いで119をダイヤル。
住所と名前と症状を告げる。それだけでもまどろっこしい!もう、ワープして飛んできてくれ。
その間にものんたんの硬直は続く。唇は紫色になってゆく。
「何か、今できることはないですかーーー!!!」と言うと、「お母さん落ち着いて、首のうしろと足の裏を濡れタオルで冷してください」と言われた。
その「お母さん」と言う電話口の言葉に、そうか私はお母さんなのだ、私がしっかりせねば!と、もう叫びだしたくなる状況をなんとか落ち着かせようと必死。

救急車はものの数分でやってきた。
濡れタオルで冷したのんたんの衣服はびしょびしょ。
せめて着替えさせたい。でも、のんたんの体はうまく反応しないので、脱がせて、途中まで着させた段階で諦めて救急車へと向かう。
もちろん私なんてパジャマのまま。

病院に着いて症状を話すと、ちょっと冷めた女医さん(いや、クールと言えばクールなのかもしれない)が「熱性けいれんですね」と言う。
6ヶ月以降の乳幼児は高熱の対応に脳がついていけずにけいれんを起こすことがあるというのだ。それも一生に1度あるかないからしい。

抗けいれん剤(坐薬)を注入して処置は終わり。8時間後にもうひとつ注入するようにと1つ渡された・・・。こんなに怖いことがよくあることなの・・・。育児って怖い。

今回、頭の中に流れていたのは「悪魔が来たりて笛を吹く」・・・♪マイファーダ、マイファーダ♪(中学の教科書に載っていた曲です)
息子が魔王に連れ去られそうになるのを必死で食い止めようとする父の歌です。

 ***

木曜日。
「熱は自然と下がるまで待つしかない」と言う言葉と、体温調節のできない赤ちゃんの体の冷し方を教えてもらって帰ってきたので、熱が上がると、氷嚢を4つ作ってわきの下と脚の付け根を冷す。
もちろんのんたんは動いてしまうので、私がのんたんを抱えるようにして氷嚢を押さえる。その寒いこと、冷たいこと。

看病ってこういうことなんだ・・・と初めて知った。
この3日間私もうつらうつらとしか寝ていない。

耳鼻科へ3日ぶりに連れて行ったら(水曜日は休診日)、「中耳炎になった」と言う。毎日毎日通っていたのに・・・なぜにまた中耳炎。
先生は「中耳炎になったから熱が出た」と言うけれど、私は熱が出たから中耳炎を併発したんだと思っている。

 ***

金曜日。
ようやくのんたんの熱が収まりを見せてくる。
長かった。3日3晩とはこのことか。
それでもまだ本調子ではないからか、のんたんの目はうつろ。
けいれんで後遺症があるのか心配になったけれど、調べてみたら「ない」とのことだったので一安心。

だんなの人が半休をとってくれていたので、耳鼻科へのんたんを連れて行ってもらう。

心配された熱もぶり返すことなく平熱へと・・・。
ママンに会社に行って欲しくないから平日中ずっと熱が出っ放しだったのか?そう問いかけたくなる。

でも本当に良かった。

少し食欲も戻ってきたようで重湯を食べ始めた。
もう嬉しくて嬉しくて、健康なことがこんなにも素晴らしいことなのか!と思った。

 ***

土曜日。
母マサコさんと遊ぶ予定だったけれど、大事とをって先送りに。

のんたんの体にこまかくプチプチとした湿疹ができていた。
これが噂には聞いていた「突発性発疹」なのかー!
皆が一度は通る道と噂には聞いていてもやっぱり目の前で自分の子供がけいれんしたり、大熱でぐったりしているのを見たのは本当につらかった。
でも私よりも何よりものんたんが一番つらかったか。
本当によく頑張ったね。

マリーアントワネット(劇場)

2007年02月05日 | 映画
2時間ほど時間ができたので、見たかった映画を観に行くことにしました。

CMではポップなテンポで美しい装飾を身に纏った透き通るような白い肌のマリーアントワネットがおいしそうなスイーツやドレス、靴を選ぶシーン。
ちょっと元気になれそうな気がしたので見に行ったのですが・・・。

やっぱりとても切なくなりました。

18歳で王妃に即位し37歳でその生涯を終える。
きらびやかに見えるその生活は全て不安の裏返し。

ソフィア・コッポラの映画は『ヴァージン・スーサイズ』しか観たことはないのですが(これにもキルスティン・ダンストが出ていたのね!)、こちらの映画は実はあまりよく分からないままだった。

でも、この人の作品は空がいつも悲しげに映っている気がする。
心のもやもやが空に表されている感じ。
アップテンポだったりスローテンポだったり彼女しか描けないマリーアントワネットが出来上がっていたと思う。

マリーアントワネットが女の子をもうけてから、ルイ16世にもらう別邸「プチトリアノン」での生活がすごく素朴で豊かで良かった。マリーはこのプチトリアノンをすごく気に入っていたらしい。プチトリアノンで過ごすマリーはオーストリアのまだ小さな女の子なんだよな。

もし、次にフランスに行くことがあったらヴェルサイユ宮殿とプチトリアノンは是非訪れてみたいと思う。

もう一度『ヴァージン・スーサイズ』を観てみようかな。

深川めしの深川宿

2007年02月04日 | 食べ物
初詣の帰りにはいつも深川めしを食べて帰るのですが、いつも食べるところと違ったところへ行ってみました。

清澄白河に本店があると言う「深川宿」です。
その分店が深川不動尊の隣にある富岡八幡宮の境内にあるので行ってみました。

お昼にしてはかなり奮発しましたよ。

今まで食べた深川めしの中で一番おいしかった。(他に2軒食べに行ったことがあります)でもぉぉぉ、接客はあまりよくなかったですね。まぁ、この立地じゃいい接客をしなくてもお客さんは来るもんねぇ。
来年もここで食べたいなぁ、と思うけど。もうちょっとなんとかならないかなぁ。