あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

いのちのはんぶん

2007年02月14日 | 日記
のんたんが熱性けいれんを起こしたときに(その時は「熱性けいれん」なんて知らなかった)、体が硬直して動かなくなって唇がガクガクしてどんどん紫色になっていったので
「もうこの子はだめなのかもしれない、どうしようどうしよう。神様お願いします。私の命の半分をあげるから、どうかのんたんを助けてください」って唱えてたの。

なんでとっさに思ったのに「命の半分なんだ」だったんだろうってあとで考えてみた。

のんたんが産れることが分かったときに、急に帝王切開になって、その時も私はとてもパニックだったの。
そんなに難しい手術じゃないし、よくあることなんだと思うんだけど、すごく怖かったのね。
もうここまで来たんだから「神様、何かあったときは私の命はどうでもいいからのんたんを助けてあげてください」って思ったの。

でも、実際に産れてみたら
「当分死ねないなぁ」って思った。のんたんを守ってあげなきゃなぁ、こんなにかわいいんだものずっとずっと見ていたいなぁ、って思ったの。

だからなのか、
あげるのが私の命の半分になってしまった。
のんたんの成長を見たいからって、半分しかあげないなんてママンはけちんぼになったね。(笑)