あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

米喰う女房

2007年02月22日 | 日記
昔々あるところに美しく気立てもよくそしてよく働く女房がおったそうな。
さらにその女房、なんと米を食わないのだからそりゃ大助かり。
だんなはさぞかしその女房をかわいがったのだそうだ。

しかし、そんなに食べないで働けるものかとある日だんなは出掛けたふりをして屋根裏へこっそり隠れてみることに。

なんと、その女房、頭の後ろにもう一つ大きな口を持っていて、髪をたくし上げたかと思うと、生米をざぁざぁとその口に流し込んでいる。

ひぃぃぃっ!妖怪めぇぇぇ!

-----日本むかし話『米喰わぬ女房』より。

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水曜日はお弁当がない日。昨日は久しぶりに外食をしてしまいましたよ。
牛タンのお店♪

そこでご飯をお替りしました。

この頃、ほんと、お腹がよく空く。お弁当を食べたのにきっちり午後3時には腹ペコ状態。おやつを用意しなくっちゃ。
のんたんを迎えに行って耳鼻科へ寄って、家に帰っても、すぐに夕食にありつけるわけじゃないから、この3時のおやつはとっても大事なのね。

でも、昨日はお替りしたせいもあって夜までお腹が空かない!!!
おぉぉ、お昼ごはんをたらふく食べるとおやつもいらないのね。なんて経済的。でも、お弁当ってお弁当箱の容量もあるし、第一、女子なのにドカ弁ってどうよ。恥ずかしいじゃない。

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中学校の頃に母親(マサコ)と喧嘩をして、クラスメイトのヒトミに「家出したいの!」と言うと「じゃあウチにおいでよ~」と言うので二つ返事で家出することに。

ヒトミんちは農家で、そこで出されたご飯のおいしかったこと!!!
(おばさんには「今日は母と喧嘩したので家出をしてきました。お世話になりたいです」と挨拶をした)
「米、うまー!」
と改めて思った十五の夜だった。なぜ、農家の米はこんなにおいしい?
(その後、ちゃっかりお風呂もいただきヒトミと遊んでいたところ、母親の迎えが来たので帰ることになったのだが)

この(今で言う)ぷち家出は私の米人生に大きな衝撃を与えたことは間違いない。

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結婚が決まって、結婚式を挙げるまでにちょっと痩せておきたいなぁ・・・と思って、家から会社までの道のりを自転車で往復することを思いついた。片道約45分。(15㎞くらいあったのかな?)
自転車に乗って帰ってきてからのご飯のおいしかったこと。
「うっほ、米うまー!」

結局、結婚式のときは今考えると太っていたと思う。
ダメじゃん。

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そんなわけで、昨日の牛タンやさん、とろろご飯のご飯を「麦飯」か「五穀米」から選べると言う。
とろろご飯と言ったら「麦飯」でしょー!
「とろろご飯、うまー!」

お替り自由・・・

「五穀米はそれだけでうまー!」

でもやっぱりとろろご飯は「麦飯」ですよ。「五穀米」は蛇足な感じ。(きっちり食べといて言うことだけは言う)

 *
 
そんなんで私は妖怪などではなく普通に「米喰う女房」。