国土の大半を占める森林と砂漠;中国。日本でも全土の7割近くは山や森林で
占められているが、中国では観光、旅行部門の総元締めでもある国家観光局が
日本で言う林野庁と共同で心理の保護や地域の開発、規制等に取組むことにな
った。
先般、私は山東省の済南に(サッカー観戦のために)行ったが、試合予定日の
一日前に夜行列車でたどり着き、済南近郊の森林観光を含む日帰りオプショナル
ツアーに申し込む予定であったが、催行曜日が合わず、結局は別の日帰り観光を
申し込んだが、中国内各地には森林の美しさを売りとする観光が多く存在する。
森や山を散策するツアーが日帰り、或いは1泊コースで、ここ山東省でも売り
出され(観光ツアーとして)、コース内容も結構楽しそうである。
日本においてもエコツーリズム、グリーンツーリズム等の分野において、森を歩く
ツアーや見学する旅行も増えてはいるが、国家レベルでの観光と林業関係の部署
が一緒になって、それも国家レベルで歩調をあわせて取組むということはあまり耳
にしない。
地方の活性化のために、地域を更に振興し、少ない人数ででも催行できるような
一大プロジェクトのようなものを、観光庁、農林省、文科省等が一緒になって取り組
み、森をテーマに地域の滑石かをより積極的に推進したらいかがであろうか。そこに
は各都道府県に登録している中小、零細の(と言ったら失礼にあたるが)観光登録業
者は勿論、地方自治体、関係機関などが連携し推進することも大事である。
各地域ごとの、自治体やNPO等が中心になっての推進協議会等のニュースは目
にするが、年に2回程度は国家レベルでも共同で取組むことを期待したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます