


最近になって、再びこの「廃墟」の都市、オルドスが話題になっています。
草原の中に100万人の新都市を造成しようということで始まった計画も
予定どおりに人口流入も進んでいません。
広大な土地に膨大な数の新築の住宅・マンションを造成し、募集はしてみ
たものの、思うようには入居者も増えないことから、鬼城~バブルの弾け
た廃墟の都市として呼ばれています。
各種の施設(商業施設、学校関係、公園、市庁舎等)は建設したものの肝
心な利用者が少なく、まさにゴーストタウンです。
周辺では豊富な石炭やその他資源が多く、町の財政は豊かで、金余りの業
者等が次々と集合住宅を造成し、全国から入居者を募集しましたが、結果
は今回のような廃墟の街へと変わりつつあります。
十八大と言われる共産党大会も今月、終了しましたが今後の大きな課題の
一つに、このような豪華な街と、庶民にとってはあまりに貧富の差を感じ
させるような豪奢な建物等の後始末をどうするのか、直轄の市当局、自治
区の対応方が注目されます。
このオルドス市のニュータウン構想も巨大でしたが、この市の広さもⅠ都
6県以上の面積もあります。




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