昨夜、今日と天気すぐれず雨が降り、夜は部屋の中に閉じ込められたような感じだ。仕方ないのでこれ幸いと整理ものなどやっていたが、今少し酒を飲みつつ、Ron Carterを聴いている。実はこのところ毎日のように聴いているのだ。友人から貰ったこのCD1枚を何度も。僕の場合そういう聴き方になることが多い。次々と始めのところだけ聴いてはディスク替えしていくというより、だいたい1枚をかけると最後まで聴いて何度か聴き流していく。聴いているのは「THE bassman」というタイトルのものだ。 僕はjazzはあまり詳しくないものの好きである。このアルバムは気に入ったものの一つとなった。曲、サウンドの感じがとても柔らかだ。好みの感じ。奏者としてもbassだから全体としてその方が良いのかもしれない。ときどき、Ron Carterの奏でる音を、うねうね感強く気に入らない、ちょっとどうもね~、と言ってblogなどに書いている人のものを見かけるが、僕はそういう風には思わない。特にこのCDに関しては、そのうねうね感というのはあまりない方だと思う。ずんずんと歩いて行く感覚。音の柔らかさがとても好い感じで飽きずに何回も聴いたところだ。
CDをくれた友人も楽器はbassをやっている。その友人がかつてNewYorkにいたときにライブハウスにて撮ったフォトをくれたので載せておくことにした。演奏中のRon Carterの顔が若い!丁度目をつぶった瞬間となっているけれど、もしかして照れたのかな?
SWEET BASIL にて NEW YORK 1984年頃 児玉彬撮影