カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

サントリーミュージアム天保山・ポスターなどなど・・・・

2010-09-17 | エッセイ
このところ、公共の建物などで来場者の減少が特に2008年、09年頃から続き、閉館に追い込まれるケースが見られるようだ。ここ1,2年で来館者が減ったからといって急に閉館というのもおかしくも残念な話で、公共の建物ならそのあたりのところは予測の範囲内であるはずだと思うし、またそのくらいの余裕がなければやれないとも思うのだが、その余裕というのが無くなってきているのかもしれない。あるいはそういった世の中の雰囲気に流されているか・・・。これとは逆に民間の建物で市の方へ譲渡されるということで話題となっているのが、大阪のサントリーミュージアム天保山である。市の第3セクターである「大阪ウォーターフロント開発」が経営を引き継ぐ方向で調整しているそうだ。ここもここ数年で来場者が減っていたようである。

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http://www.suntory.co.jp/news/s_museum2010/sm0112.html


収蔵品についてはよく知らなかったのだが、今回少し調べていて、ポスターの収蔵が驚くほど豊富なことを知った。先日、銀座松屋のアールヌーボーのポスター展を観に行ったこともあって、関心冷めやらぬところである。その数4600点からなる「グランヴィルコレクション」も含まれるそうで、経営以外のそこのことだけならさぞや大阪の人々も自慢できるところなのだろう。こちらからすると近くでそれらコレクションを見られるというのはうらやましい限りである。しかし美術館自体の経営が立ち行かなくなったということであれば、大阪の市民も喜んでばかりもいられないはずだが、これまでの所有者のサントリーもそこは大阪有数の文化施設ということで最大限、考慮したようだ。以前から話題の建物の方も、まだ実際には見たことがない。ぜひ一度観に行って体感してみたいところだ。


                                                                                                    
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