カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

宮ケ瀬のダム湖  7Nov2022

2022-11-08 | エッセイ

 二日ほど前に宮ケ瀬湖に行ったときの写真をblog upした。宮ケ瀬湖は久々だった。紅葉が見られるかと思った。その前に行ったときは寒い時期だったと思う。2,3年前だろうか。寒さにもかかわらずオートバイのツーリングの連中がいて、人数は多くはないが駐車場辺りにオートバイを停めて楽しんでいたように思う。その時は自分はしばらく景色を眺めただけだった。ここはいつもそんな感じだった。

 今回行ってみて、少しこれまでと違う印象を受けた。湖や湖畔の感じが景色の中で何か馴染んだ感じを受けたのだった。

 宮ケ瀬湖は家からそれほど遠くはないので、行ってはいる。積極的に見に行くほどではなく、何年かに一度ということもあるものの。最初はダムが出来たという頃に見に行っていて、何とも殺風景な景色だなという印象だった。
 ダム湖は旅などに出ると、特に車の旅などだと、そこを見に行くということではなくても通過するという形でいくつか見ることになる。どういう分けか、そういった時の期待はそのような印象で裏切られるのだ。殺風景、どこか周りの風景に馴染まない・・・・。

 今回、なぜかその感じが薄れ、少し周りの風景に馴染んでいるのではないかなと感じた。土産物の施設などが出来たからかというとそういう分けでもないだろう。それらは以前からあったものではあるし・・・。ダム湖というものがそもそも景色を引き立てるために作られるのではなく、何か人間の暮らしへの用立てがあって作られるだけに景観は二の次になるのは無理からぬとも思う・・・。
 紅葉の効果もあったのかもしれない。季節とか時間の・・・。
 ともあれ今回の宮ケ瀬湖の印象は、そこを訪れたひとりのものにとって喜ばしいことであった。
 
 以前訪れた高瀬ダム湖のことを思い出した。北アルプスの穂高、槍などの北方に位置する。それは宮ケ瀬などよりさらに自然の中にあるもので、殺風景を通り越して、ただ静かなだけの人造湖だった。その中で人間である自分は小さく、消え入りそうな感覚になった。山奥で工事をする人たちの気配が新鮮だった。一般に言われる旅人などという者がいるような場所ではないのだった。ただ、そこを延々と歩いていて、その人造湖の景色は意外に楽しめたことを覚えている。自分の記憶の中では珍しい方だと思う。

・・・・ところで、明日は皆既月食だ。気象のニュースでやっている。月食だから明日は満月かと思ってネットを見た。明日は満月でビーバームーン、今日は月齢13日と出ていた。ビーバーと言っても月がビーバーのように見えるのではないだろう。
 それより先ほど車での帰りに、実際の空を見たら満月に近い月が綺麗に出ていた。風もなく安定した天気だからこの調子だと明日もよく見られるだろう。月食を毎回眺めるほどのマニアではないのだが、ニュースなどでたまたまでも知るとその夜は空を眺めていることが多い。



今夜の都内の公園の風景









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歩く 近所の景色 昨日 Nov2022 | トップ | 水戸に一泊 千波湖 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。