カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

妙義山 8月2014

2014-09-19 | エッセイ


荒船山に登り、無事下山し、さて、その近くに妙義山があるので行ってみることにした。その午後の妙義山。
登る予定にはしていなくて、麓に見どころもありそうなのでその辺りをうろうろすることにしていた。
実際に見たら、もう上まで行く気はしなかった。


日が暮れた後
この日は夜になって雨が静かに降り続いた。













夜が明けて。雨は霧のように降っている。立て看板などを見ると、かなり下の方に、「天狗のひょうてい」という場所があり、
そこまでのコースが書かれていて、この辺りまで行ってみようかということになった。時間的にも丁度良かった。
下の方のコースとはいえ、くさり場がありそうだ。


岩門のアーチを抜けて行く。登っていて気が付いた。ここのくさり場は、くさりを頼らないと登ることができない。
おまけにその鎖が新しくてピカピカに光っていて見てくれは良いのだが、輪っかが太く掴みづらい上に、鏡面で滑りやすい。
雨で濡れているとなおさら滑りやすく、私の握力でも気が緩むと滑りそうだった。
先に足が外れると握力だけではもたないだろう。

くさりを掴んでいるから大丈夫などと思っていると、次に手が外れ滑落する。断崖になっているところもある。
本当に危なく、笑うどころの騒ぎではなく、周りの景色を見る余裕もあまりなく、必死の形相になっていたに違いない。
朝はやいからか天気のせいか、他に登山者らしき人は見かけなかった。



岩岩の間から




奇岩ともいえる岩がいくつも見られ、目を楽しませてくれる。
しかし、天気悪し。雨は降り続いた。
晴れてくれると有難いのだが・・・







天狗のひょうていに辿り着くと、急に周りの展望が開けた。朝早く、まだ雲が低く垂れこめている。
天候は安定しているものの、晴れそうにはなかった。
奇岩の風景をしばし眺めた。







予定通り、天狗までとし、山を下りた。ここのくさり場はもうこりごりだ。何か美味いものでも食べよう・・・・・



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