カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

生き物のこと 2

2020-01-30 | エッセイ


昨夜の月 
夜もそれほどは冷えない。
暖冬、続きそうな気配。



その時はしばらくして音はしなくなった。私は、ん?静かになったなと、そのままテレビを見続けていた。

 次の日か数日後だったか、また雨の降り続く日があった。その年の9月頃はやけに雨が多かったのだ。やはり深夜、前回と天気の感じが似ていたのでまたソヤツが来るかな?と思いつつやはり夜更かししていたら、ドンと屋根の上に音がした。来たかな?・・・。ドタドタ・・・始まったのでありました。深夜2時から3時頃。まさに草木も眠る丑三つ時というやつなのだが、こちらまたまたテレビを観ていたのだった。さて、そうはいってもこちら相手の正体が分からないので大きな動物ではないことは想像がつくものの、やはり何かな?という疑問は消えなかったのだった。雨が降り食料が確保できず、あるいは新築建物の工事などで住みかの環境が変わって食糧確保が出来ず、といったところだったのかもしれない。

 その後、その正体は見届けることとなった。また数日後、しとしと長々と雨降り続く丑三つ時、その日はもう寝ようとしていたころに、ドンと来た。どこか隣家辺りから飛び移って来るのだろう。目の前のベランダをガサゴソと歩いているようなのでカーテンをそっと開けて覗いてみた。胴から後ろが見えた。ずぶ濡れ状態のようだったが、だいたい分かった。大きさ、形から狸・・・。隣家の方とはハクビシンでは?などと気楽に話したりしていたけれど、長めのしっぽの形状からしてどうやら狸だったようだ・・・。それにしても警戒心の欠けた、ときどき何か別のことに集中すると警戒心の欠ける生き物なのかもしれない、ドン・ドタドタ・カサカサ・・・の音はそれ以来はパタッとやんだのだった。




 



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