その日は、友人と山鹿の百華百彩を撮りに行くことになっていた。
それじゃついでに、雪景色でもということで、
折からの南岸低気圧の接近で太平洋側は、大雪が続き
相当の被害も出ている。
大分から熊本の山なみを走る別府一の宮線
通称やまなみハイウエイの規制状況を、地元の土木事務所に確認の電話をした。
「冬用タイヤだと水分峠から熊本まで大丈夫ですよ」と
土曜日の休日待機の、若い担当の職員が親切に教えてくれた。
ではと、水分け峠から牧ノ戸峠を目指した。
友人は、スキーが趣味なので冬道は慣れている。
お尻を振ることもなく安定した走りでフォレスターは
除雪の壁ができた雪道を走った。