筑紫郡那珂川町山田は、福岡市と隣接する那珂川町の山懐にいだかれている。
日本で最古の用水路といわれる裂田の溝(さくだのうなで)が、今でも水を満々と湛え流れている。
駐車スペースは少ないが、裂田の溝の駐車場に車を停めて山つきに向かってしばらく歩く。
見頃は少し過ぎていたが、ハツミヨザクラとヒュウガミズキが見事に咲いていた。
カンヒザクラにケイオウザクラを、品種改良したものがハツミヨザクラという。
生花として栽培され早春に花屋の店先を飾る。
メジロがいないかと待ったが、ヒヨドリがハツミヨザクラのに群れていてメジロの姿はなかった。
所有者のご厚意により、この時期一般開放されているようなのでフェンスの開け閉めには注意が必要である。